ずっと昔に読んだファンタジー小説で、選ばれた少年が悪を倒せる力があるか、試練に挑んでいくという内容の物語を思い出した。
最終的には少年じゃなくて、少年が持っていた不思議な小石が少年が暗闇に飲まれそうになった時、光輝き、少年よりも小石が最後に大活躍でとても目立っていた。
2巻完結の小説だったが、1巻で試練に打ち勝てなかった少年の犠牲は何だったのかと、2巻のその結末を読んで思った。
2巻で出てきた少年よりも、1巻の少年が読んでいて気に入っていたので、幸せになって欲しかった、でも彼はいつも世を儚んでいて、それが彼にとっては自由で最善だったのかもしれないとも思うが、その物語を思い返すたび、やっぱり幸せになって欲しかったとなってしまう。
説明が下手すぎて、要領得なくて、「意味分かんない、もう説明しなくていいよ」って言われてばかりだったけど、ただ一人、君だけはいつも最後まで話を聞いてくれる。
自分で喋っていて、自分でもなに言ってるのかよく分からなくなって、話すのをやめようかなって思い始めても、「最後まで話してよ」って君が言う。
君に話し続けていたら、話をするのが上手くなれるかな。
下手なままでも君は最後まで話を聞いてくれると思うけど。
私は背が低くて高い所に置かれた物は届かないことが多い。
母は私より背が10センチ高くて、お店で私が届かない商品も余裕で取れる。
私と母は腕の長さがほぼ一緒で、母と同じくらい身長が伸びるはずだったのだと思うけど、伸びなかった。
あと10センチ身長が欲しかったといつも思って過ごしている。
木漏れ日が水たまりに当たって、建物の白い壁に虹色の光がゆらゆらと映る。
初めて見た時、きれいだな、何だろうと不思議に思っていた。
正体を知ってからも、見かけるたびにきれいだなとしばらく見ている。
ラブソングよりも失恋ソングを聴いていることが多い。
失恋したわけではないけど、しっとりとした落ち着いた曲が好きなのだ。
ラブソングは明るすぎて、私には合わない。