堕落吐き

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6/3/2023, 7:08:56 AM

大好きな君の告白。僕はそれを断った。
君に嘘をついた訳じゃない、だって好きな人に嘘をつく事なんて僕にはできないから。
僕はただ、自分嫌いの僕を好きになった君が嫌いなんだ。

『正直』

5/9/2023, 1:30:00 PM

この夏独特の、くぐもったような、低い、と言うような匂い。
この匂いを嗅ぐと、いつも思い出す。
目の前で落ちていく少女の姿を。
手を伸ばしたところで届かなかった。
あれから何年経っただろうか。
私は今も思い出す。

『忘れられない、いつまでも』

5/6/2023, 3:32:13 PM

「明日が世界最後の日です。」
連日放送されていた「世界最後」も明日で終わりを告げる。
未だに本当は大したことなくて、明日以降もいつも通りの日常が待っているのではないか。そう思う。
だけど、案外みんな普通だ。
自分のような思考をしているような素振りではなく、ただ日常を過ごしているだけのような。
他人から見ればそうなだけで実際はどうなのか、知る由もないが。
明日が最後。
何をしようか?
読み終わってなかった本は読み終えてしまった。大学も休校。告白は…そもそも好きな人が居ない。
…さて、本当にどうしようか。
心残りは残したくないし。
その時、はっと閃いた。
だからみんな日常を過ごしていたのだ。
「心残りは残したくない。」
そんな思いがあったから。そんな願いがあったから。
なんだ。
やっぱりみんな案外普通だ。

『明日世界が無くなるとしたら、何を願おう』

5/5/2023, 12:58:17 PM

会場から出た時、雨はもう既に止んでいた。
今日で君ともお別れ。
さようなら、私の初恋。
大好きでした、私の初恋。

『君と出会ってから、私は・・・』

5/4/2023, 12:41:48 PM

あ、流れ星。

『大地に寝転んで、浮かんできた話』

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