静かな夜明け
?、もう朝か?
そう思い手を伸ばしたスマホを取る
スマホの画面をつけるが、暗闇の中で突然明るい光に当たってしまうとどうなるか?
そう、目が光にやられた…
そんなこんなで時間を見る
「5時半か、微妙だな」
何時もは6時に目覚ましがなって起きるのだが、どうやら三十分ほど早く目が覚めてしまったみたいだ。
三十分、、三十分かぁ、微妙だな
起きた時、5時なら二度寝をしただろう、しかし三十分。
三十分と1時間。三十分があるか、無いかで全然変わる
結局今日は早く起きてしまおうと思い、立ち上がる
僕の華は今もまだすやすやと眠っている
「あぁ幸せだ」
そうふと、言葉が溢れる
何気ない日常、何処か平凡でありふれてても、それでも僕だけの日常。幸せとはこう言ったことなのだろう
僕の華は、陶器のような美しい肌を剥き出しのまま穏やかに眠っている。
そんな日々を僕に与えてくれた彼女が酷く愛おしい
「二度と諦めないよ、僕の華。だから僕を好きなままで居てね。こんな弱い僕でごめんね」
そんな事を呟く、しかし彼女は眠ったまま
「彼女が起きた時びっくりするように今日は少し豪華な朝食にしようか」
淡い幸福が胸に溢れとめどない
あぁありがとう僕の華
優しくしないで
僕が勘違いしちゃうから
優しくしないで
僕を惹きつけるから
優しくしないで
失いたく無いから
優しくしないで
僕は優しくされる資格なんて無いから
優しくしないで
きみが欲しくなるから
優しくしないで
君を傷つけたくないから
優しくしないで
僕が悪い子なのは本当だから
優しくしないで
僕が惨めになる
優しくしないで
僕に悪い事させないで
優しくしないで
僕を恋に落とさないで
それはきっと君を傷つけ縛り、殺してしまうから
僕は僕が怖いよ
僕は自分を制止出来ないから
だから、彼女たちみたいに君を失いたく無いんたよ
ごめんね
だからどうか僕に魅入られないで
おねがい
隠れた手紙
これは秘密の手紙
誰にも見せないラブレター
お呪いがかかったラブレター
秘密のおもい誰にも見せない
この気持ち
大切な失った気持ち
もう無くしたくない大切な記憶
誰にも教えない
私と彼の物語
彼との思い出はこの渡しそこねたラブレターだけ
重すぎるおもいがかかったラブレター
振り返る過去になってしまったこの気持ち
彼との記憶は無くなった
それでも残ったこの記憶、大切な気持ち
彼との唯一の繋がり
彼がきっと死んでしまった事を裏付ける証拠
この手紙は大切な宝物
バイバイ
ねぇ君たち、うちが君たちの仲間だと思ったわけ?
そんなことを無いよねぇ
え、もしかしてその顔騙されてた!?うけるww
はぁ、ほんとに頭の中お花畑だねぇ
こんな善意ばっかりじゃスパイもしにくいってもんよ
な〜んでこんなのに絆されるかなぁ
もう悪い狼に騙されないでね
それじゃぁうちは組織から逃げるから
バイバイ
そう言って崖から飛び降りた
なん10メートルもある高さから落ちたら生死は決まったものだろう
裏切り者は排除した
スパイ追加要請を申したい
お題 まだ知らない君を知りたい
「愛しの君へ」
まだ知らない君を知りたい
そうやって不可侵の領域に手を伸ばしてしまった
そう、手を伸ばしてしまった
どうか強欲なわたしを赦して欲しい
君はずるい人だ
どうして、期待させる
綺麗な花があると摘みたくなるのが人間だろう
いや、それがいけなかったのだろう
花を摘むのではなく眺めるだけにすればよかった
強欲な人間をゆるしてくれ
君は憂い人だ
過去に何があったか知らないが
それが君をさらに魅力的にさせる
しかし、そのせいで君は近づかせてくれないのだろつか?
人魚姫みたく、泡となって消えた君を思うと、
その過去を塗りつぶしたかった