楽園
何があるところが楽園?
何かがないところが楽園?
今生で楽園ってこれだ〜って感じられるのかな
まあこれまでの人生で楽園を感じたことはないから
これから先の楽しみにしておこう
風に乗って
タンポポの綿毛が飛んだり雲の形が変わっていくのを目にすることが出来たり
普段聞こえない列車の音が遠くからカタンコトンと聞こえてきたり
空気の温かさや寒さを感じたり
花や緑の香り、他にも近所の晩御飯の美味しそうな香りを運んできたり
パラグライダーで大自然の中を飛んだ時、鳥になれた気がした
バイクで新緑の中を駆け抜ける時は自分自身が風になった気がした
風はそれ自体では目に見えずとも、いつでもどこにでもでも存在し、いろいろなものを介して五感を伴って感じられる
時に優しく、時に恐ろしく
だからこそ、風に乗ってその時に伝えてくれていることに、ちゃんと気づける感覚を忘れず大切にしたい
なんて思った
刹那
人生を変える刹那
これからも幾度か訪れるだろう
その度に私はどんな選択をするのだろう?
長く生きていると過去の選択には反省もある
今をどう過ごすかでどんな選択をするか
変わってくるのかもしれない
そんなことを思いながらなんでもない毎日に感謝しながら大切に過ごそうと改めて思った
このお題に感謝
たとえ間違いだったとしても
どうしても戻れないこともある
だってその刹那
頭ではダメだと思いつつも
心が体が本能がどうしてもそちらを選んでまったから
そうやって色んな傷を負っては
自分で苦悩し、もがき、泣き叫び
思う存分地の底のような世界を味わい尽くしたら
その後は自分で歩を進めたり、
人に癒やされたりしながら
ようやく今の自分にたどり着いてる
人から言わせたら良くないかもしれないけど
自分で選んだことだから
悪くないと思いたい
雫
雨上がりの朝
小さな葉から今にも地面へと落ちそうな雫
その雫に朝の光をためてキラキラ光る宝石みたい
なんてことない景色
それを目にするだけでも幸せに思える