椿灯夏

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4/27/2024, 11:28:40 AM

お題《生きる意味》


時の砂は絶えず流れ落ちてゆくもの。


神の手で描かれた箱庭の中で、ひとひらの花弁を探している。


それが運命の果てへと導く。





「僕だけが識っている――きっと」

4/25/2024, 1:18:05 PM

お題《流れ星に願いを》



それはたったひとつの奇跡。


想いを詩に変えて、消えてゆく君に届けよう。



人は何かに願いをかけずにはいられない、拠り所がないと生きてゆけない。


もしも叶うのなら、それは希望だ。


4/23/2024, 10:54:36 AM

お題《今日の心模様》



ハーバリウムに沈む鮮やかな植物のように


幻想的なアズールムーン


癒しの木漏れ陽 


心を照らす夕陽



わたしの中に咲く色彩たち

4/22/2024, 11:03:16 AM

お題《たとえ間違いだったとしても》




最初から正義なんてかがけてない。


最初から正しさなんてない。



赦されようなんて思ってない。


この手から赤い花が零れ落ち、どれほど汚れたってかまわない。



君と出逢った時から、俺は俺なのだから。



君が、自由にしてくれた。


鳥籠の俺を。




「せめて君の前では――笑っていよう」

4/17/2024, 10:53:29 AM

お題《桜散る》


泡沫の常春に。

木漏れ陽の面差しに。



君が髪を結んでくれた、あの淡いの花散る中で。



どんなに遠く離れてても。


誰と出会っても。




俺の花は――たったひとり。



「俺が目指す世界は。俺が望むものは。――君が笑っていられる世界にすることだ」







遠ざかる記憶に散る花の海。



君を、永遠に忘れる。




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