テーマ“終わりにしよう”
もう、潮時かなと思った。
一緒に食事してても、テレビ観てても、動画観てても、ゲームしてても、横に座ってても、横に寝てても、会話らしい会話をした記憶がない。
今日した話なんて…
「アレ」
と言われて
「うん」
醤油を渡す。
それだけ。
ちなみに、食事の場での「アレ」が
ソースやマヨネーズや塩…
…醤油以外だったら
「違う」
って言うのも追加で。
そもそも、これは会話ではない。
ついでに言うと
ゲームしててもって言ったけれど
二人で別のゲームをしている。
アッチはテレビに繋ぐタイプのゲーム
私はスマホのゲーム
最近いつ、会話らしい会話をしたのか
全く覚えていない。
だから、私は
食事を終えて、食器を洗い終えて
「話があるんだけど」
「なに」
「もう、終わりにしよう?」
そう言って、離婚届を見せた。
テーマ“手を取り合って”
「ねぇ、みんな、仲良しだよね。ずっと、トモダチで居ようね」
なんて、手を取り合って居たのに
いつの間にか
その手は離れた。
悪い事ではない。
みんな、それぞれ、別の道を歩いている。
それだけの話だ。
テーマ“星空”
星空には、88の星座がある。
有名な所だと、星座占いの12星座。
だけれど、見上げても其れを見つける事は難しい。
田舎は星が多過ぎて
都会は街の灯が眩し過ぎて
星座が好きで、星が好きでって言う人は見つけられるだろうけれど
其処まででも無いから
「星がキレイだなー」
としか思わない。
流れ星流れないかなーとか。
オリオン座と、北斗七星くらいは分かる。
いや、それしか分からない。
夏の大三角形とか冬の大三角くらいなら
見つけられるかもしれないけれど
それを作っている星座を見つける事は出来ない。
どれをどう繋げれば星座になるのか
悩ましい。
どうぶつの森(DS)では
星座を作る事が出来たけれど
それ以降のソフトでは作れなくなった(唐突)な
とふと思い出した。
テーマ“神様だけが知っている”
「あなたの行ないを神様だけが知っています」
そう家に押しかけてきた
見ず知らずのおばさんが語りかけて来ている。
そう、宗教勧誘だ。
キリスト教でもイスラム教でもヒンドゥー教でもユダヤ教でも仏教でも無い。
新興宗教だ。
胡散臭さしかない。
入ったら絶対不幸になる。
さっさと、帰れクソババァ
そう心で思いながらも、玄関口で話されるから
追い出す事も不可能だ。
「ところで貴方お若く見えるけれど、結婚は?」
その瞬間、私の中で何かが切れた。
「それ、何か関係あります?」
得意の営業スマイルを向けて、言う。
「あ、いえ、」
宗教勧誘ババアは戸惑う。
結婚してなかったら、その宗教の信者の中から
テキトーな奴でも充てがう気か?
そう思った。
既婚者ならば、パートナーまでもその宗教に入れようとする気か?
「興味無いです、お帰り下さい」
幸い、玄関の中には入っていなかったので
手足を挟み込んでいない事を確認し
扉を閉めようと試みる。
火事場の馬鹿力なのか、大体こう言う宗教関連で訪ねてくるババア共は力が強い。
「もう少し話を!」
そう、外で叫ばれたが、そのまま閉めてしまえば、案外簡単に諦める場合が多い。(諦めないで家に居続けられてしまった場合は、とりあえず警察に連絡を)
ねぇ、知ってる??
神様だけが知っているって事は
お前の今の行動も全部お見通しなんだよ?
入る気も無い人を無理矢理宗教に取り込もうとしている
その悪行。
お前が、信仰してる宗教はどうか知らないけれど
もし、本当に神様が存在するのならば…。
八百万の神々が見てるんだよ?
…求む、新興宗教の勧誘の上手な断り方。
(ちなみに仏教は、神様では無く仏様)
テーマ“赤い糸”
赤い糸の話というと
昔読んだ女児向けホラー漫画(夏限定でホラー特集があった時)で
赤い糸の結ばれた先が
死んだ後に、死後の世界から
迎えに来て、主人公の女の子も死んでしまう
っていう話があった。
(ホラー作品だけ集めたコミックに載っていたけれど、多分絶版になってると思われる)
それ以降、赤い糸がロマンチックな物とは思えなくなっている。
…まあ、普通に運命の相手と結ばれてて〜なハッピーエンドの話も読んだことはあるけれど
ホラー系の話ってかなり印象に残るんだな…と思ったり。
怖い話は嫌いではないけれど…
死後の世界から、好きだった相手が迎えに来た時
主人公は他の男の子と付き合ってる描写があった気がするから(此処は定かでは無い)
可哀想だなと…思ったり。
後味悪い話だなと。
他に赤い糸と言うと、後は
なんかドラマ化した作品に
好きな役者が出るから見てたら
めっちゃドロドロしてた話で…
凹んだっていう思い出もある。
結局、赤い糸怖いってのが感想かな。(酷い)