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11/2/2024, 12:52:46 PM

私が眠りにつく前に
いつか君が話したあの夢の続きを聞かせて
私の涙が溢れる前に
いつかの君と同じ、大好きだったあの笑顔を見せて

もう二度と戻れないあの日常は
いつの日か私の中で
「もう二度と戻りたくない日常」に変わってた

それは本当にそう思ったものなのか
無理やり気持ちの中に落とし込んだものなのか

自分でも分からないままだから
いつか隣に立つ誰かに
私は同じ答えを問うてしまうのだと思う

7/18/2024, 3:06:50 PM

私だけが 貴方を受け止められると
いつからかそう錯覚してしまっている私がいて

私が居なくても当たり前に生きていける貴方と
私が居ないと貴方は生きていけないと
当たり前のように思っている私と

きっとそこからズレていたはずの日々の音色が
完全な無音になるのに 時間はかからなかった

7/10/2024, 2:33:47 PM

目が覚めると
いつもと同じ部屋に いつもと同じ香りに
いつもと同じ位置のテーブルに
変わりない幸せと言えるものがあるはずだった
変わらない君の笑顔があると思っていた

でもね

変わらないものなんて
今更何一つなかったんだよ

君の笑顔も、この毎日も
テーブルの位置だって
変わらないんじゃなくて
変わってくものをただ必死に引き止めているだけだったよ

6/26/2024, 12:46:20 PM

君と最後に会った日
私達は途方もなく
あの空に浮かぶオリオン座を眺めてた

「ねえ、もう終わりにしようよ」
「私はまだ君の側に居たいよ。」
「これ以上君を泣かせられない」
「何故?泣かせなければいいじゃない。」

苦痛に歪む君の顔を見て
本当に間違えていたのは君でも私でも無い
出逢ってしまった現実だったんだと
私は強く切なくなった

「じゃあ もう行くね。」
「うん、またどこかで会えたら」
「会うことは無いよ。私が嫌だもの。」
「…ごめん」

君を突き放すことが
私を。君を。守る為の術と思った
側に居たい その本音はきっともう
この先君に伝わる事は無い

オリオン座の光るこの空を私は
未来で誰かと眺める度に涙を流すんだろう

6/25/2024, 6:32:47 PM

君は繊細な花のように儚く消えて
それでもなお私の胸には残り続けるなんて
図々しいと思わない?
それでも「愛おしさ」が私の中にある以上
決して抜けられない呪霊のような恋だった

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