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3/22/2024, 1:46:36 PM

君の一言に一喜一憂して
君の笑顔に浮かれてしまって
バカみたいだ、もう君は
僕の傍には居ないというのに

君のいないこの部屋で
時の止まったこの場所で

君の残した指輪や歯ブラシを
片付けることもできず

「ただいま、今日も寒いね」と、買い物袋を持って
ドアを開ける君がいるんじゃないかと

「おかえり、ご飯出来てるよ」と、作りたての料理を
机に運び振り返る君がいるんじゃないかと

ドアを開けるあの音が好きだった
耳の片隅に聞こえる君の鼻歌と
食材を切る音や水の音が好きだった

ずっと君に甘えていたんだ
もっと僕が大人で、君を包み込めるような
賢くて強い男だったらさ
君はまたあの笑顔を見せてくれるのかな

3/21/2024, 1:03:07 PM

暗い狭い部屋に
貴方と私で物語を描いていきましょう

星一つないあの夜空に
貴方と私の星座を作ってみましょう

二人ぼっちなこの世界だから
きっと何もかも、二人の思い通りだよ

3/20/2024, 1:28:41 PM

この夢が醒める前に
貴方を好きな私が消えてなくなってしまう前に

どうか忘れないでいて
あの夜交わした2人だけの約束を
あの日の私が貴方に伝えた言葉を

どうか捨てないでいて
私が貴方に贈った記念日のアルバムを
貴方が私にくれた指輪を

携帯の容量を喰う思い出だけが
私と貴方を繋ぎ止める材料で
私が貴方を捨てられない首輪で

それが狂おしく愛おしく
私の首を絞め続ける

3/20/2024, 5:10:47 AM

胸が高鳴るような楽しさを
このまま抱き締め離さずに居られたら

貴方の見える美しい世界を
私のものに出来たとするのなら

それを幸せと呼べるのであれば

どんな困難や挫折があろうと
私は貴方の側にいると誓うよ

3/19/2024, 7:04:22 AM

不条理に満ちたこの世界で
溢れる涙を堪え耐え
降り注ぐ矢の中を駆け抜けた先に

君の姿が見えるとするなら
なにより暖かいその胸で
精一杯に私を抱き留めてはくれないだろうか

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