だから、一人でいたい」
新人「ていうか基本、自分という人間はこの世に一人ですよねー!」
smile mark「そこ、それ言うと一行で終わっちゃうよ?」
誰かのためになるならば
例えば私のためになるならば。
とりあえず戦争やめて下さい。
暑くてどうにもなりません。
どう考えても私らがレジ袋でチマチマ地球守るより、ミサイル一発の方が限りなく省エネでしょ。
鳥籠
インダスの畔で出逢った
青い花を追いかけて、
七連のマトリクスの向こう側へと
ミラーリングを繰り返し、
この川縁まで訪うたのに
何故あなたに逢えない
青いデイジー
水の中へ沈む小鳥
新人「え、まず開示しておく秘密は私がありえんくらいの高齢出産で母子共に死にかけて産まれてきて出生時、呼吸してなかったことですかね」
さらりとお題をクリアして設定に入る新人である。
場所 新人の実家(というか家)
登場人物 新人と新人の母
シチュエーション
晩御飯の時間
つけっぱなしのTVは新人母のアツい希望により男子バレーボール世界選手権
新人(運動全般全く興味ないが、良かれと思って)「実際男バ(男子バレーボールを指す)のどこが魅力なんですか?若い肉体?イケメンの、飛び散る汗!跳ねる肉体!友情と努力!勝利!」
母「それ」
新人「若い肉体!爆ぜる肉!」
母「肉は爆ぜない。努力と勝利」
新人(やや残念そうに)
「チームワークとか。でも本当に?お気に入りはどのポジションで?」
以下謎の名前が羅列されるが新人にはドレミファソラシドにしか聞こえない。
新人「そうではなく、網の先っちょでボールを打ち返す奴とか、後ろから球を寄越してくる奴とか」(新人にはスポーツの語彙が無い
母「それ、チームワークで、皆んなで、ギリギリで球を撃ち落とす!」
新人(やや残念そうに)
「そういうアレですかー 私は女子バ(女子バレーボールを指す)で一番後方の女が敵方から遠距離攻撃で枠ギリギリを狙われた時に高速で長距離走り込んでギリボールを拾い上げセンターの奴にボールを打って渡すのですね!」(じまんそう)
母「・・・・・・・」(良さがまるでわからないと言った風)
新人(気まずそうに)
「わたくし高橋一生が生物学の講師をやってるドラマの再放送見に上がりますんで」
ザッと幕が上層から雑に切り落とされて舞台に落ち、舞台自体は丸裸だが気にせず新人の母はバレーボールに興じる。
了
わたくしが選択し、わたくしが塗り替え、わたくしが電気屋に並び、わたくしがエアコンを購入した、わたくしが電灯を取り付けたこの部屋。
人形箪笥一竿、PCデスク一対、仕事書類一式、文房具ラックひとつ、レコードプレーヤー一式、CDセット各種、etc etc…
最近来たリフォーム屋が言いました。
「いいえ六畳ではありません、四畳半ですね。」