2024 4/19(金)
みたくない、楽しみがひとつ減る気がするから。
この、心を馳せる
わくわくする気持ちが好きだから
それ、失いたくないから、見ないかな
#11 もしも未来が見れるなら
2024 4/18 (木)
今日も見れると思っていたのに、
桜はいつの間にか散っていた
徒花やなあ、桜
#10 桜散る
2024 4/16 (火)
『運命の人だと思ったんです。君の瞳に映るのは、私だけがいいと思いました』『奇遇だね、僕も同じこと思っていた』相思相愛、私と彼が赤面しながら微笑み合う所で、私達の会話は途切れた。目覚まし代わりの予鈴のチャイムで起こされて、そこで私は夢を見ていたのだと気が付く。私は重い瞼を無理やり持ち上げる。そして、窓側最後列の席から、黒板をぼうっと眺めた。素敵な夢だった。しかし感傷に浸る時間は短く、私の幸せは、あっという間に壊された。最後列だから教室全体が嫌でもよく見えてしまう。自分の席に各々戻るクラスメイトの中に二人、目の端に黒板付近で笑い合う男女を見た。こ、恋人繋ぎ。それはそれは、付き合ってないとしないくらいのがっしりとした。こころに針がちくり、どころではない。特大の穴が空いて、そのままひゅんと萎み、こころは床にことんと落ちた。眠気が一気に飛んで、心が痛んだ。先程まで見ていた夢は、「僕もそう思ってた」。ああなんてバカバカしいのだろうと私は赤面した。
彼の隣は私じゃない。私は彼のヒロインにはなれやしない。私は自ら、落ちたこころを上履きで踏みつける。諦めろって言い聞かせるために。
恋して10日で、私の想いは彼に届かぬままエンドロールを迎えた。どうしてこうも、私の恋はいつもフィクションなのだろうか。
#9 届かぬ思い
2024 4/14 (日)
植物は枯れ 花は朽ち 海は濁り 生物は命を落とす
記憶は薄れ 金は錆び 食は腐り 生物は命を落とす
神様、聞こえていますか。
デメリットの多いこの地球で
貴方はなぜ私に命を与えてくれたのですか
#8 神様へ
2024 4/13(土)
雲が、青色を譲ってくれた今日の空。
そんな快晴の空に唯一、
穏やかに一本の飛行機雲が浮いている。
こんな気持ちのいい日には、ひと夏の恋を探しに行こう。
行き先はまだ決まっていない。
#7 快晴