綾木

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7/9/2024, 8:05:30 AM

2024 7/9(火)

夕日が沈み
灯る街灯
浮かぶ雲は星と共に流れてゆく

街の明かりに溶け込んで
私も帰宅ラッシュに仲間入り

ゆっくりと
夜の訪れを美しく彩っていく、
そんな日常のワンシーンが
とても好き

#34 街の明かり

7/4/2024, 9:40:46 AM

2024 7/4(木)

人生はまるで目的地がない地図のようだ。

この先を右に曲がるか
それとも真っ直ぐ行くか
はたまた止まってみるか
もういっそのこと飛んじゃうか。

空白の地図。それは、誰もが自由に作れる未来

# 33 この道の先に

7/1/2024, 12:54:32 PM

2024 7/1(月)

電車の窓越しに見えるのは、なじみのない景色。
知らない街で僕はこの先、何をどれだけ見つけることが出来るだろう。
電車の扉が開いた。
それは、これから新しい生活が始まる合図のようだった。

#窓越しに見えるのは

6/22/2024, 6:14:21 AM

2024 6/22(土)

服は茶色
文房具なら白
ブックカバーは緑
空ならオレンジ

でも
いちばん好きなのは
虹色で出来た人の心

#32 好きな色

6/20/2024, 2:50:11 PM

2024 6/20(木)

ボロボロの革靴、会社終わり、騒がしい雑踏に、俺は身を隠すように融け込んで歩いた。
信号の待ち時間。
すれ違いざまに肩が触れたサラリーマンから、舌打ちを喰らう。
そいつを目線で追うと、背中は随分と落ち込んでいるようにみえた。
あいつも、人に当たらないと気が済まないくらいの嫌な出来事が合ったんだろうか。

そう、
世界は醜い。
思うようには進まない。
もうやめてしまいたい。

負の思考は止まらないけれど、
そんな戯言を頭の中で喚き散らしたところで何かが変わるわけでもなかった俺は、口を閉じて大人しく街灯を頼りに歩いた。

それでも、今日を生きたのは。

「おかえりなさい。待ってたのよ」
「ただいま」

明日を生きるのは。

あなたが今日も、
変わらないとびきりの笑顔でリビングに居たから。


#31 あなたがいたから

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