ノーネーム

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7/18/2023, 12:27:37 PM


なんで私だけこんな目に、

なんで私だけがこんな思いを、

なんで私だけ、私だけ、


そんな風に言う人が大嫌いだった
自分は何様なのだろう、
問うてみたくて仕方がなかった


そんな風に思う僕こそ
何様なのだろう、
今ならそう思うよ

自分をちゃんと大事にしてるから
出る言葉なんだと
今なら分かるよ

だって僕は何年も
そんな言葉口に出した事がない

やりたい事もなく何かを守る事もなく
プライドも自虐もなく
何より自分自身に興味がない

そんな僕よりは全然好かれると思うよ

だから良いと思うよ
私だけ、私だけ、
それで良いと思うよ

7/13/2023, 11:21:44 AM


人間てめんどくさいよなぁ

去年の今頃も同じ事をぼやいていた気がする

優越感に浸っても
劣等感に抗っても
結局誰の為にもならないんだよ 

比べる事に意味はないと
自分は自分だと胸を張れたなら
どんなに良かっただろう

ただ優しい人間になりたかったんだ
黒と白をはっきり言える人間になりたかった

だからといってもう無理はしたくないんだ
疲れたんだ、
頑張らない事にしたんだ、

頑張る事さえ比べられるなら
もういいよ、なんとでも言えよ

投げやりになったっていいだろう
諦めたっていいだろう

優劣つけてあざ笑う
あいつ等よりかはマシだろう

7/5/2023, 11:58:05 AM



死んだ人の数だけ星があるんだよ

昔誰かに言われたんだ

そうか、死んだら星になるのか

星空が綺麗な夜に

何度手を伸ばし願った事か

願うだけでは叶わないと

身に沁みて理解したのはその頃だった

星が今日も光るから

僕はただただ目を閉じる

暗闇だけが僕の味方だ

強がる僕をどうか照らして

6/25/2023, 11:03:00 AM



繊細だと分かっているから
ひとつも目が離せなかった

雨の日には傘を差して
止むまで隣に座って

灼ける日差しの日だってそう
座る僕の背中の影が貴女を守った

風が強くて寒い日の
翌日に傷が付いていて
花びら一枚散っていた

何度も、何度も、謝った


綺麗で儚い色をした貴女の事
本当は分かってたんだ

形があるモノは全て壊れる運命だと
本当は分かってたんだ

なのになぜ僕は守ろうとしたんだろう
どんなに大事にしてたって
貴女は僕に傷をつけて
一人笑って逝くのに


繊細な花ひとつ、鈍感な僕一人、

得るものと失うもの
どちらが多かったかなんて

今更どうでもいいんだろう

ただ確かに貴女はここに居たこと
僕は確かに貴女とここに居たこと

忘れさえしなければ
別れさえどうでもいいんだよ

4/1/2023, 12:50:58 PM


そのうちきっと良い事があるよ
これまでやってきた事に
無駄な事などなにも無いのだから

やっと報われる時がきたんだよ
散々傷つかないフリをして
必死に隠れるように泣いた日も
見てくれてる人がちゃんと居たんだよ

もうこの先何も心配ないんだよ
これからは毎日が笑顔に溢れて
これからは何があったって
ちゃんと乗り越えて楽に生きれるんだ


僕はなんて幸せ者なんだろう



なんて
今日はエイプリルフールだっていうからさ
許されるからって
ただただむなしいだけだね


…やっぱり自分にだけは嘘をつくもんじゃないな

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