あおい

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3/5/2026, 2:33:47 PM

あからさまむけてる好意も、不自然なくらい詰める距離もお前以外は気付くのに。いつまでも掴んだ手を振り払って駆けていく。憎たらしさと嫌いになれない感情の間でどうにかなりそうなんだ。なぁ、時々でいいから俺のことを見てくれよ。
【視線の先に映すのは】

3/4/2026, 2:51:42 PM

名前を呼ぶと目を細めるところ。気まぐれで気分屋で甘え上手なところ。日当たりのいい場所を知ってるところ。あんまり嬉しくないお土産をくれるところ。撫でての要求が強引なところ。ふわふわのしっぽ。ビー玉みたいな瞳。ぜんぶぜんぶ可愛いくて仕方ないの。
【しあわせはキミのかたち】

3/3/2026, 12:36:55 PM

しまうのが遅れたらお嫁さんにいけなくなるんだって。へえそれはいいね、なんて。言えたらどれだけよかったか。対の雛が二つ並ぶ姿はなんだか不気味で。ほんとうにそうだったらいいのにだなんて思ったわたしは罰当たりだね。
【滑稽な祈り】

3/2/2026, 12:14:43 PM

その小さな手のひらで世界が変わったんだ。もがいてももがいても変わらなかったクソみたいな世界が。たった一つの強烈な光。あの日から何年たってもそいつは俺の隣で笑ってる。今はそばにられればそれでいい。幸せだと微笑んでくれるなら、その隣に居られるならそれでいい。だからもう少しだけその肩触れさせて。
【おれのかみさま】

3/1/2026, 1:20:34 PM


薄暗い袖の隙間から覗いた焦って情け無い顔。まばらな笑い声も気の無い拍手もぜんぶぜんぶ、俺ならそうはならないなんて唇を噛む。凍えそうな指先とは裏腹に腹の奥が煮えたぎるように熱い。奪ってしまえと声がする。それはダメだと理性がとめる。まとまらない思考の中で余興が終わる。さあ考えろ、どうしたらあいつが出に入る?どうしたらあいつの隣にいける?目線すら絡まないこの関係からの逆転を。ああ、お前が欲しいのだと俺は言う。
【幕が降りる】

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