「こっちに恋」「愛にきて」
愛を持ってこい。
ここには恋がある、
愛を与えてくれたら
僕は恋をあたえる。
君がそう言ってくれたなら
君がそう愛情に飢えたなら
私はいつだって愛をあげる
でも君は私の気持ちには築かない
そりゃそうだよ。だって私は君を想うだけで
何もしてない。何もできなかった。
だけど一度でいいから必要とされたいの
価値があるって思わせて。
君の都合の良いように扱われてもいい
側にいさせて。私だけを頼って。
ひとりに...しないで
愛たいの、1度でいいから愛にきて――
どこへ行こう
(どこへ行こう…)
何処へも行けない臆病なのにそんなことを考える
私の足はいつでも弱くて無力なくせに
私の心はいつでも叶わない夢を見てた
今が嫌で変わりたくて、でも今を捨て去れなくて
一体どこへいけばいいのだろう
結局は“此処”しか知らないのだ
誰かがそっと背を押してくれたなら
誰かが別の世界を教えてくれたなら
私はどこかへ旅立つ事ができるかな
(どこへ行こう…)
幸せな世界に行きたい
結局変わりたいと望んでても
弱い私は変わっていなかった
逃げたかっただけだったんだ――
影絵
光を知って、近づく度
私の影は大きくなった
光は私の1部にはならなくて
光を掴めたとしても影に飲まれるが運命
私は光を諦めた
徐々に光を求める心が崩れてゆき
次第に光から遠ざかっていった
すると私の影も小さくなり辛い気持ちを失せた
影絵のような人生に‘夢’という名の理は無くて
諦めることがすべてのゴール……なんて
ゴールまで行けたら楽なのにな――
影絵
元気かな
自己紹介で賑わう新しいクラス。まだその賑やかさには慣れない。私はふと窓のそとを眺めて、
舞う桜と青い空の向こう側に君の姿を思い出した
少し前の君のまま、再開の日を妄想して
「もしその日を恋というならば…」なんて考えて
1人机にうずくまった。でもまた直ぐ四角い空を
見上げて君の事を想う。
心はまるで舞う桜と同じ色
そんな痛いポエムを脳裏に巡らせて思った
「元気かな...会いたいな」
空に向かって
「綺麗…」
私の黒い瞳の奥には君がいた。
ステージの上で輝いている君。
辛い日々を生き抜いて、諦めそうになっても
光を目指して空に向かって羽ばたいている君。
そんな君を見て私は憧れた。
そんな君を見る私は涙した。
ほんの少し前の出来事。私がステージに立った
ところで誰1人見向きしてくれなかった。仲間達
よりもっと主演より人一倍頑張って稽古したはずなのに。誰も私を見つけてくれなかった。
(君は私とは違うんだね…)
そう思っていた時、憧れていた君に、大好きな君に4万人という沢山のファンがいるなかで私を見つけてくれた。私の暗がる目を見て手を振った。
君が私を見つけてくれた。
まるで「よく頑張ったね」と言ってくれたように
優しい目で見つめてくれた。
「うん、私頑張ったんだよ。3ヶ月前に君と
会った時から凄く頑張ったんだ。本当に1人だった人生を変えたんだよ、仲間もできたんだ。
だから…」
今度は君みたいに皆を魅了する舞台を作りたい。
部活が続く5年間で絶対君みたいに観客を楽しませてみせるよ。
もしそれを達成して私が空に向かって羽ばたける
力を手に入れた時はまた君が私を見つけね。あの時とは違う私を見せてみせるから。その時まで、
さようなら――すとぷり――