みゆき

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9/1/2024, 5:35:30 AM

不完全な僕

教室に2つと入る車椅子
誰もいない 静かな教室に
みんなが、友とやってくる

やはり私はみんなに劣るよ
勉強は病気に塗りつぶされ
運動はこの足が無理と騒ぐ

「推しのライブ超よかった!」
その一言を口にしてみたい

「帰りさカラオケいかない?」
そんな声掛けを望んでいる

「テストの自信どれくらい?」
そんな会話を祈りつづけて

それでも叶わない私の人生
不完全な人生に不完全な私
不完全な祈りに不完全な願

完全になるその奇跡の瞬間
それを幸せと呼ぶのならば
その先叶った先は幸せかな

例え、つまらなくなっても
今より落ちぶれる事はない

不完全なすべて
不完全ではない
それだけが完全
その一つが完全

不完全な僕
完全ってなんなんだろう――

8/30/2024, 9:55:29 PM

香水

君を飾るほのかなラベンダー
つんとした香しい匂いだった

君の心を彩る1つのクチナシ
まろやかな癒しの香りだった

君を美しくするキンモクセイ
強く派手な神々の匂いだった


君を愛する僕は神秘のローズ
可憐でミステリアス愛の香り

華やかな香水たちは
みなの華

清楚な香水の共たち
ひとときの香しい夢を――

8/29/2024, 11:04:49 AM

言葉はいらない、ただ・・・

ただ、愛が欲しいんだ――

8/28/2024, 11:44:29 AM

突然の君の訪問

連れ出してくれるの?
この地獄屋敷から、
わたしはそう訪ねるように、君の手を取る

ありがとう

来てくれて

救われたよ

来てくれて

ありがとう―

突然の君の訪問が私を救ってくれたんだ。
あのときの君はまさに、太陽だったよ。


「なーんて、そんな運命的に私を救ってくれる
ひとがいたらな、」
叶わない夢を口ずさんだ。
突然の君の訪問を夢見る部屋の中に囚われ、
親に縛られる私だった。

8/27/2024, 10:49:19 AM

雨に佇む

冷たい針が降ってくる
傘を待ち望む心だけが燃えていた
ソラは灰色で 私の瞳も色褪せた

一つ 雫溢れ落ち 口元まで流れゆく
二つ その一滴は 生きてる味がした

冷たい涙が降ってくる
この雨空の時だけ私は生きていた
クモは灰色で 私の心も色褪せた

三つ 雨の鏡見て 私は鏡の上で佇む
四つ 水面広がり 鏡にヒビが入ったよう

私はただひたすら 雨に佇んでいた
水の鏡がそう告げる 雨に佇む私は生きていた
やんだら雫と共に消えてしまいそう
だから その一時だけ

――雨に佇む――

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