みゆき

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5/17/2024, 12:38:47 PM

真夜中

夜の静寂を壊さぬように人々は夢の世界に
入り込む。

花も、風も、街もみんな寝ている
とっても静かな暗き世界

不思議な一時 夜の世界
星の舞踏会開かれる 真夜中の世界

そんな夢を真夜中に見る
静寂そのものの僕だった――

5/14/2024, 1:02:20 PM

風に身をまかせ

この空の向こう この世界の果てに
飛び立つんだ 永遠へと

髪を靡かす「そよ風」
ふと 思い出駆け巡らせる
砂ぼこり舞う「つむじ風」
ふと 限界の痛みを築かせる
幾度の時生きた「千の風」
この大きな空を 浮き輪たっている

風に 風に身をまかせ
どこまでも そうどこまでも飛び立とう
時に 時に落ち行くときも
風に身をまかせて飛んでゆくよ 嗚呼

5/14/2024, 6:06:38 AM

失われた時間

失ったものは戻ってこない
だから、もう一度作り出そう

君にもう一度、
     出会う時間を――

5/13/2024, 12:49:26 AM

子供のままで

子供のままでいたかった、
このセカイが見えない子供のままがよかった
残酷なこのセカイ 知りたくなかった

凍てついた愛のセカイ そんなものから
生まれたんだ、私って

汚れた夢のセカイ  叶わないのに
なんで夢を見せてくるの?

自分なんてちっぽけなんだなってだんだん
わかっていく、溜め息ばかり増える日々

大人になるための授業は受けてきた
でも大人になる授業は誰も受けていない

子供のままならこんなセカイ
知らずに生きていけたのに

子供のままで、いたかった―

5/11/2024, 1:58:02 PM

愛を叫ぶ

「私は!こうきが好き!だけどもう嫌い!」
私は屋上から見える夕日に向かってそう
叫んだ。こうきは私のとなりで驚いた顔をする。
「えぇっ?き、嫌いになったの?どゆこと?」
「私、宮水 愛はこうきに散々泣かされたのです
失恋かもって頭によぎったり、全然上手く行かなかったり、私は、私を笑顔にしてくれる人が
好き!それが例え、地獄の底にいたとしても。
きみは楽しいときしか笑顔をくれない。
泣かせる男は要らないよぉ。じゃねー!」
「あいぃぃぃぃ!」
俺はなんて駄目なやつなんだ。
俺は夕日に嘲笑われるかのように虚しくなった。
俺は愛に向かって、いつまでも。
涙を流してしまう、切ない愛を叫び続けた―

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