愛を叫ぶ
「私は!こうきが好き!だけどもう嫌い!」
私は屋上から見える夕日に向かってそう
叫んだ。こうきは私のとなりで驚いた顔をする。
「えぇっ?き、嫌いになったの?どゆこと?」
「私、宮水 愛はこうきに散々泣かされたのです
失恋かもって頭によぎったり、全然上手く行かなかったり、私は、私を笑顔にしてくれる人が
好き!それが例え、地獄の底にいたとしても。
きみは楽しいときしか笑顔をくれない。
泣かせる男は要らないよぉ。じゃねー!」
「あいぃぃぃぃ!」
俺はなんて駄目なやつなんだ。
俺は夕日に嘲笑われるかのように虚しくなった。
俺は愛に向かって、いつまでも。
涙を流してしまう、切ない愛を叫び続けた―
一年後の僕へ
幸せですか?
一年前の僕より―
初恋の日
それはきっと未来にある。
恋を知らない私の青春は、きっとまだみぬ
未来にある。
その未来を待ってるいる誰かと巡り会えたなら
それは初恋と言えるだろう。
初恋の日 それは未来
相手どころか 愛にも巡り会えないわたしに
恋とはいつ巡り会えるのかな
私はこの日、恋に恋をした
初恋の日だった――
明日世界が終わるなら
明日世界が終わるなら、私は喜びのうちに
褒め称えよう。宿命を与えた世界を
雨も光も虹たちも寂しさ知らず
朽ちて行く
愛人も家族も自分さえも、
愛に酔って飛び立ってゆく
悲しむことはないんだよ
すむ世界が変わるだけ。皆が平等になるための
リセットだから。
命惜しむことないんだよ
終われば忘れることだから。
花も風も街も皆同じ
明日世界が終わるなら、私は
喜んで死を受け入れよう。
君と出逢って
君と出逢って僕は変わらなかった
僕のままでいさせてくれた
友達と共通の話題で話すとき、人はいつだって
変わらなければいけない
友達と一緒にいるにつれて、悩みを話すと、
いつのまにか変わっている
僕のままでいさせてくれる そんな友達
永遠に出来ないと思った、けど
君に出逢えて僕は僕のままでいれた
ありがとう
君に出逢えて僕は、
幸せになれたんだ――