生きる意味
(ノンフィクション)
私はこれまで、誰にも打ち明けたことがない
誰も知らない友達がいました。
「みゆき」という私の空想世界で生きている
友達。一度、いいえ。二度、三度と
生きるのが嫌になったときがありました。
そんな時。彼女は言いました。
「生きる意味なんて誰にもないよ。でも、
生きて行く意味はあると思うから。
君が生きるだけじゃ駄目。生きていくから
意味が芽生えるんだよ。」と。
その言葉にとても大きな勇気を得ました。
その言葉に続くように彼女はいいました。
「私はもう。君の心にはいられないんだ。
色んな人に生きていく意味を伝えるために。
もう会えないけど。歩いて。生きて。
もっと大きな君になれる。少しずつでもいい。
越えて生きて。私がそばにいるから、
いつでも。そばにいるから」
それからいくら想像を膨らませようと
みゆきを求めても彼女に会えなかった。
それでも感じる彼女のぬくもりは
心に灯をくれます。
だから皆さんの心にもみゆきが
いるのかな?って思ってしまいます。
彼女は私に生きていく意味をくれました。
私はすべての人々に幸せを届けるため。
そのために生きていくと――
善悪
人は善にも悪にもなれる
幾度の時を善として生きても一度悪に染まれば
それは悪だ。
善であるとこは困難で
悪になることは簡単で
善になることは困難で
悪であることは簡単だ。
そのなか幾度も善を揺らがず貫く人はいない。
人は悪になることで鬱憤を晴らす性質がある。
だから私は悪に染まりつつある者だ。
時には全て悪に染まりゆくこともあるが
善でいようとする心は黒く汚されることも
赤く染められることもない。
私の心は2つある。
善であろうとする心と
善である心だ――
たとえ間違いだったとしても
私はほのか。クラスではいじめを家では孤立。
何一つ楽しくない人生です。辛いの一言に
当てはまります。
だから、もう。死んでしまおう
そう思いました。死んでしまったら。
なにも考えないで良い。感情を持ち合わせなくて良い。メリットしかありません。
さよなら、お母さんお父さん
さよなら、クラスのみなさん
さよなら、くらやみに染まった世界
空が足元にあるように見えた。
築いたときには…… ドンッ!
私は黄泉の世界にいた。
嗚呼 私の求めていた場所 嗚呼 やっと来れた
色んな死者が遊んでる。そのなかに一際目立つ
女の人がいた。その人は私のところに来て
話し始める。
「こんにちは。私はソンジュ。あなたたちから
すると神に値するわ。ここは三途の川へ行く
前の集合場所みたいなものよ」
「神様、」
「あなたはどうやってここに来たの?」
「自殺です。もう安らぎを得たくて。神様。
三途の川を渡っていないということは。
私はまだ死んでいないのでしょう?早く
死なせてください。逃げたいんです。もう
ここにいたくないんです。」
「……。いじめを受けていたんだそうね。
なぜやり返さなかったの?」
「彼ら達があってるので。浮いている私が
悪いんです。」
「……!」
神様は私の頬を強くたたいた。でも悪意を
感じない暖かい痛みだった。
「え?なんで叩くなんて、」
「死は逃げ場ではない!」
「……。」
「自分が傷ついてまで相手に寄り添う必要なんてないわ!えぇそうよ!あなたが悪いわ!
自分から不幸になって!命を無駄にするなんて!!
あらがって!もがいて!それでも無理だったら
ここに来なさい!あなたが死ぬ権利は何処にも
ないわ!」
「……。」
なにも言い返せない。叩かれて悲しいのに。
怒られて悔しいのに。口から言葉が出てこない。
これが間違うってことなんだ…
「間違えたって良いのよ。たとえ間違いだったとしても。その時はまた強くなれば良いのよ。」
雫
ポツポツ ポツリ ポツポツリ
弾ける雨音 オーケストラは
楽しげにメロディー奏でるよ
ひらひら ひらり ひらひらり
春の欠片🌸 その上で
愉快な雫の演奏が明日の朝まで続いてく
ぽかぽか ぽかり ぽかぽかり
お日さまさんさん さんさんと
昨日の雫が 光ってる
ぴかぴか ぴかり ぴかぴかり
空から振った ダイヤモンド
神様がくれた プレゼント
ゆらゆら ゆらり ゆらゆらり
僕らも さぁ 踊ろう
雫のみんなが星々のよう
きらきら きらり きらきらり
星の舞踏会 始まるよ?
クレッシェンドしてく気持ち
ポツポツ ポツリ ポツポツリ
また会う日まで さようなら
はなびらにのって とんでいく
また会う日まで さようなら
とおくのみらいで まってるよ―
何もいらない
おもちゃもグッズも遊び場も。
どれもこれもいらないよ
生も死も運命も
なんでもかんでもいらないよ
愛も神も友情も
全部全部いらないよ
なんにもいらない
なんにもいらない
全部全部捨てちゃえば
比べるの いらない
惨めな気持ち いらない
全部全部いらないの
命も自由も人生も
何もいらない
ナニモイラナイ―