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5/21/2024, 11:23:28 AM

透明

大人は助けてくれる。そんなきれいごとほざいてる奴らに何ができるのか?何もできないから自殺や一人で抱え込む人が多くなる。そんな私も昔は心が透明だった。でもある男の子が「死ね、消えろ、ブスそう言われて私の心は黒く滲んでいった。ある時母にこんな事があったんだ。いじめられてるんだ。そう言うと母は泣きながらその話を聞いてくれた。その時私の心が昔の透明に戻った気がした。その後も悪口をたくさん言われたが、そのたびに母に心をきれいにしてもらった。でもそんな優しかった母はもういない。今私の心は黒い。でも一部だけいつまでも真っ白で透明な部分がある。その理由は、あのとき一緒に泣いてくれた母の顔がそこに残っているから。そしてあの顔は一生忘れられない母の顔だろう。いつまでもいつまでも。

5/20/2024, 11:53:37 AM

理想のあなた

私の理想は、かっこよくて、背が高くて、優しい人だ。ある日どストライクな人に出会った。でもその人は男の人でなく、女の人だった。いわゆる百合だ。でもその人にあったとき今手放してしまったら一生こんな人に会えないと思った。それから何度か会い、思い切って告白した。その人は「私女だけどいいの?」と聞かれたが、私の答えは一つだった。でもその人はもういない。そしてわたしたちは約束した。「来世では恋人になろうね」同時に飛んだがアスファルトについたあと目を開けると私は死んでなかった。あわてて横を見ると頭から血を流したあの人がいた。「どうしてあなただけ神様私も連れて行ってください。」そう言っても身体に痛みが走って救急車で運ばれた。あの人は即死だったらしい。私が棺桶に入ったあの人の顔を見るとあの人は最後まで笑っていた。私はつぶやいた。「私はあなたの笑った顔が好きだったよ」

5/19/2024, 11:06:22 AM

突然の別れ

あなたは願っても帰ってこない。雨が降っている夜あなたは突然の死を遂げた。理由は誰もわからない。でも俺には予想がついた。モラハラだ。あなたはいつもやつれたように帰ってきた。でも葬式に出ているとき俺は涙一つ出なかった。周りから聞こえるのはかわいそうね。と言う声だけで誰も俺の存在に気づく人はいなかった。あなたは屋上から飛んだ。俺はそれを止めようとあなたの手を掴んだ。でもその手はするりと抜けてあなたは頭から鈍い音を出して落ちた。もしも俺が生きていればあなたに寄り添えたかもしれないのに。そんなきれいごとを考えながら俺とあなたは天へと仲良く上っていった。

5/18/2024, 11:46:57 AM

恋物語

あの日私の恋物語が始まった。彼は優しくてかっこよくてみんなの憧れだった。数ヶ月付き合って彼はこう言った。「思ってたのとは違った」そんなクソみたいな理由で私の恋物語は終わりを迎えた。そして東京の街を歩いていると誰かと肩がぶつがった。振り返ると相手が謝ってきた。相手の顔を見るとあの日の彼だった。運命だと思ったのと同時に私の数年閉ざされていた私の恋物語の本が開け放たれたような音がした。またその日から恋物語が続きが書かれ始めた。もう一度彼と恋をしたい。その一心で。

5/17/2024, 12:48:34 PM

真夜中

真夜中を歩いていると夜がふけてきた。その時私はこのまま夜があけなければいいのにと思っていた。母には暴言をはかれて、姉は酒好きでその上酒癖が時に悪い。その時姉は決まって私に暴力を振るう。夜もそのことが夢に出てきそうで怖くて寝られない。でも夜は明けるのぞんでいなくても。誰かに明日が来ないように私は自分にある明日を否定している。

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