NoName

Open App

恋物語

あの日私の恋物語が始まった。彼は優しくてかっこよくてみんなの憧れだった。数ヶ月付き合って彼はこう言った。「思ってたのとは違った」そんなクソみたいな理由で私の恋物語は終わりを迎えた。そして東京の街を歩いていると誰かと肩がぶつがった。振り返ると相手が謝ってきた。相手の顔を見るとあの日の彼だった。運命だと思ったのと同時に私の数年閉ざされていた私の恋物語の本が開け放たれたような音がした。またその日から恋物語が続きが書かれ始めた。もう一度彼と恋をしたい。その一心で。

5/18/2024, 11:46:57 AM