N

Open App
11/6/2024, 4:11:38 PM

学校の帰り道。
泥だらけのように見えるランドセルが雨に濡れて光っている。
新しく買った服が泥だらけになっている。
お気に入りの靴を通って靴下まで濡れてしまって気持ちが悪い。
傘がないのに急に降り始めた雨。
それは、私を辛くさせるとともに私を肯定して励ましてくれるような温かくて「柔らかい雨」だった。

11/5/2024, 3:37:58 PM

誰にも認められず、誰にも愛されない。
みんなみんな私を好奇の目で見て笑う。
そんな時に出会ったあなたは、私の心の支えだった。
笑われていても間に入って止めてくれるし、愚痴だって聞いてくれる。
素敵な笑顔と艶やかな髪にお洒落な服装。
そして・・・どんなことがあっても挨拶をして、いつもと変わらず過ごしてくれる。
いつまでもあなたと一緒にいたい。
カーテンの隙間から差し込む光を見ながら、そんなことを考えていた。
この暗い部屋に手を伸ばしてくれるのも、私の心に触れてくれるのも、もしかしたらあなたなのだろうか。
考えても仕方がない。もしかしたらなんとなく手助けをしているだけなのかもしれない。
それでもいい。
だって、私にとってあなたは私の冷めた心に触れてくれる、この部屋を照らしてくれる、「一筋の光」なのだから

11/4/2024, 4:20:53 PM

春には桜が舞い、夏には風鈴が鳴る。
秋には銀杏を楽しみ、冬にはこたつでみかんを食べる。
それは本来とても良いことで、普通なら「綺麗」だと、「素敵」だと言うのかもしれない。
だが、私はそう思えない。
だって
こんなに早く季節が巡るせいで、幸せだったあの頃がもう3年前なのだから