今日もいつも通りに出かけた。それだけなのに、何かもやもやと思うことがある。
たとえは、電車で、荷物をポロポロ落として、困っている人がいた。あっと思ったけれど、すぐ手伝おうとしなかった。本人が慌てて恥ずかしそうだったから、そのままにして見なかったことにしようとした。
誰かが、すっとその荷物を拾った。その仕草は、とても自然だった。また、はっとする。やっぱり手伝うことが、この場での善なのか。よく分からない。そもそも善って何だろう。悪ってなんだ?
こんな、日常のちょっとしたことで、よくもやもやしているのだ。
「善悪」
海辺を歩いていると、星がたくさん見えた。こんなに星ってあったんだ。空から今にも溢れるかのように、光の粒が揺れている。
すると、それが次から次へと落ち出した。あれが流れ星なのだろうか。シユッ、シュッと落ちていく。ああ、お願いごとをしなくては。
でも、何だか頭がぼんやりしてて、お願いごとが思いつかない。流れ星は、シュー、シューと勢いよくいったり、ツツツ…と軽く留まったりして、海に消えていく。
たくさんのチャンスが来たというのに。ただただ見とれるばかりで、お願いごとなんて、さっぱり思いつかないのだ。
「流れ星に願いを」
ある時、気づく。何だかとても息苦しい感じだと。世の中には、色々なルールは存在するけれど、見えるものだけでなく、見えないものにも縛られている。
暗黙の了解のようなもの。普通はとか、みんなそうするでしょう、というようなこと。確かにそれは、分かる。この社会に生きていれば、そのニュアンスは分かっているつもりだ。
そして、何より苦しいのは、自分の決めたルールもあることだ。それは、なかなか厳しくて、自分をじわじわと締め付けてくる。
せめて、自分のルールを緩めることができたなら、少しはラクになるのだろうか。その時には、この世の見えないルールの縛りも、緩やかに感じられるようになるのかもしれない。
「ルール」
人から言われることに、心かき乱されて、今日はなんだかもやもやする。そんなこと気にしなきゃいいのだ。でも、気になってしまう。
思えば、よく人の言うことに一喜一憂している。そんなことに振り回されて、自分がどこか遠くにいるような気がする。
自分は本当は、どう思っているのか。どうしたいのか。自分がふらふらしているから、人の言うことが入ってくるスキがあるのかもしれない。
今日の気分は、自分が決める。がんばったじゃないか、いいじゃないか。そう思えるなら、今日もご機嫌な日なのだ。
「今日の心模様」
どう見てもよくないでしょ、という人に惹かれてしまうことがある。周りからも、どうして? なんて聞かれるけれども、よくわからない。
近くには、もっといい人がいるじゃないと言われたりしても。その人のことを、いい人だとは分かっている。なのに、何故か惹かれない。
頭では、分かっている。なかなか面倒くさそうだと。きっと振り回れされるんだ。でも、想いは止められない。
それが、たとえ間違いだったとしても、それはそれで、自分には必要だったんだと思う。
「たとえ間違いだったとしても」