NoName

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1/31/2026, 7:02:35 AM

 あなたの何気ない言葉が、私を救ったりする。あなた自身は忘れているかもしれない。でも、その一言が私の中で生き続けている。

 見ているものは同じでも、人によって見え方が違う。その見えているものを、かたちにしてみる。心の中の思いを言葉にする。

 その中の一つでも誰かに届くといいなと思う。


「あなたに届けたい」

1/30/2026, 7:00:24 AM

 今愛しているもの…。そう簡単には言えない。人に知られるのが恥ずかしい。どうしてだかわからないけれど、好きなものってそうなのだ。

 それを手に入れるために、熱心に調べたり、それがあるところを訪れたりする。すぐどうこうするのではない。しばらく悩んで、思いを深める。

 もし、手に入るときは最高の時間だ。手元でしばらく眺めたい。まずはそのまま鑑賞して、ようやく手にとる。でも、まだまだ使わないのだ。またそっと元に戻して寝かせておく。

 そして、もういいかなと思うころ、ようやく使いはじめる。我ながら変だと思う。やっぱり誰にも言えない。これは自分だけの秘密なのだ。


「I Love...」

1/29/2026, 9:03:02 AM

 何かモヤモヤする時は、街へ出かける。人の波に紛れると、自分の影が薄くなる気がする。色々考えて、ふと涙がでそうになっても、誰にも気付かれないだろう。

 〝わたし〟ではない、〝だれか〟になって歩く。街は刺激的だ。色とりどりの看板、店、音楽、人のざわめき…。そんなものに気をとられる。私は今楽しいに違いない、と思う。

 テンション高めの街の雰囲気に、しっかりとからめとられたころには、もういいかなという気がしてくる。そして、だんだんとそのパワーに負けてきたら、帰る。

 家の最寄り駅を降りると空気が違う。静かな日常が淡々とある。少しほっとする。でもそれが街との良いバランスを取っている。

「街へ」

1/28/2026, 6:47:35 AM

 これは、ピンチだ! という状況になった。どうしようもない事態に追い込まれた。いや、大したことはないと思えばそうかもしれない。

 何より周りの人の反応が辛かった。なんだか腫れ物に触るような、よそよそしいような。そんな中でいつもと変わらず、接してくれる人もいた。

 まあ、それでも自分は大丈夫だろうと思っていたのに、そんなことが二、三日続くと、あっという間に心が沈んでしまった。

 それでもいつも通り接してくれる人もいた。そのうちそんな態度にも腹ただしくなってきた。この人たちだって、きっとよく思っていないんだ。避けようとした。逃げようとすると、はじめてとめられた。

 でも後になってみると、よく分かる。一緒に、静かに淡々と嵐が去るのを待っていてくれたということを。時が解決してくれるのを、分かってくれていたのだ。
 

「優しさ」

1/27/2026, 8:08:30 AM

 真夜中にまだ起きている。電気を消して寝るつもりなんだけど、なかなか寝付けない。起きて、カーテンの端をそっと開けて外を見る。街灯のあかりが点々とついている。

 近所の家は真っ暗だ。こんな時間に起きている人なんてあんまりいないんだろう。夜の色は、深い青だと改めて思う。窓からキーンと冷気がもれてくる。

 カタっと音がした。はっとする。あぁ、もう新聞がきた。いつも真夜中に配達される。またぼんやりと外を見る。ほかにも外を見ている人がいるかもしれない。

 街が眠りに沈む中、起きている人の思いもひっそりと漂っている。


「ミッドナイト」

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