何かモヤモヤする時は、街へ出かける。人の波に紛れると、自分の影が薄くなる気がする。色々考えて、ふと涙がでそうになっても、誰にも気付かれないだろう。
〝わたし〟ではない、〝だれか〟になって歩く。街は刺激的だ。色とりどりの看板、店、音楽、人のざわめき…。そんなものに気をとられる。私は今楽しいに違いない、と思う。
テンション高めの街の雰囲気に、しっかりとからめとられたころには、もういいかなという気がしてくる。そして、だんだんとそのパワーに負けてきたら、帰る。
家の最寄り駅を降りると空気が違う。静かな日常が淡々とある。少しほっとする。でもそれが街との良いバランスを取っている。
「街へ」
1/29/2026, 9:03:02 AM