題【何でもないふり】
画面の前の皆さん。
そう、この物語を読んでくださっている、
あなたです!
突然ですが、女子の皆さんに質問です。
Q、男子が好きな人に何でもないふりをするのはダメなのでしょうか?
「…。どうしましょう、、、」
ー今日の物語は、俺目線です!ー
そして、隼人さんと太陽さんは俺のお母さんと長話。
俺は今、明日の莉緒さんとのデートでどのようなプランが良いかを調べています。
「?どうしたの、かいくん!」
「うわぁ!?」
「えぇっ?ご、ごめん。驚かせちゃった?」
「大丈夫です。こちらこそ、ちょっと驚いただけですので!」
「そっか。」
可愛いです…。
告白って、どのタイミングでするのが一番良いのでしょう?
って、何を考えてるんでしょう!?
「り、莉緒さん?」
「なに?」
「明日のデートプラン、なんだけど、どこ行きたい?」
き、聞けた…。
「デート、、、!楽しみだねっ!」
その笑顔、可愛すぎます💕
「私はね~。おそろで洋服とか買いたいな~。」
「おそろい!?」
あっ、変な声が出てしまいました…。
「嫌かな?嫌だったら全然いーよ?」
「いいえ。おそろいにしましょう!俺がそうしたいです。」
「やったー!」
「じゃあ、ここ行ってから、こっちにいく、最後にここで良いでしょうか。」
「もっちろん!じゃあ、また明日ね~!」
「もう、帰るのですか?二人は?」
「このあと用事があって…っ!ごめんね!」
「良いですよ。気をつけてくださいね。」
「あ、うん!ありがとう❤️」
「「ばいばい!」」
題【仲間】
「何する何する!?」
「太陽、ちょっと落ち着こうか。」
「え~!?せっかくのお泊まり会だよ!?」
「うん。」
「なんで、落ち着いていられるの?」
「えー?はしゃいでも何にもならないし?」
「そっかー。」
「そうですよ。太陽さん!ゆっくりと何をするか決めましょう。」
「だねー。」
「よし!みんなー。ゲームか、トランプ、人狼ゲームとかあったー!」
「わざわざ、取りに行かせてしまい、申し訳ないです…。」
「全然大丈夫!ていうか、楽しみ!」
「そうですか。」
「今何時?」
「えっと、7時です。」
「そうなんだー。どうしよう?」
「莉緒さん。」
「なに?」
「推し、前、居ませんでしたっけ?」
「いるよ~💕」
「そうなんですか?」
「そうなんだー!莉緒ちゃんって推しがいるの?」
「うん!世界一かっこいいのー!」
「そうなんだね。」
「あの、その推しって、ろぁとくんでしたっけ?」
「そうそう!」
「あ、それなら、俺の妹も推していたので、グッズをめっちゃもっているのですが、同じやつが当たったのであげる!とのことですよ。」
「えー!❤️大好き!ありがとう!」
「っ。/// いえいえ。お礼なら俺の妹に。」
「うん!久しぶりに会いたいな~!みおちゃんだったよね?」
「はい!推しの話をしたいらしいので、付き合ってあげてください!」
「もちろん!」
「推しか、いいね!」
「アイドルなの!?」
「うん。ギャップがかわいくて!」
「そっか。」
それから私達は、いろいろな遊びをして遊び尽くした!
ーおはよ。ー
「もう朝ですか。早いですねー。」
「ねぇー。」
「もっと寝たいかも(笑)」
「分かる~!」
「今日、全員ひまですか?」
「うん。僕はひまだよ。」
「私も。」
「俺も俺も!」
「では、次は俺の家に来ますか?」
「いーの!?俺はいく!」
「じゃあ、俺も行って良い?」
「私も行きたいな。」
「では、隣ですから。行きましょうか。」
「はーい!」
仲間って一緒にいて、楽しいなー。
いなくなったら、嫌だな。
そう考えると結構幸せなのかも!
題【手を繋いで】
「ねぇねぇ、かいのお母さんは、かいの好きな人知ってるんでしょ?」
「だから、太陽!友達じゃないんだって!敬語!」
「あらあら、いいのよ?」
「そうよ。私達は高校生のみんなと友達感覚で話したいから!」
「そうなんですか?では普通に話します。」
「うんうん!」
「でで、かいくんのお母さん!」
「なーに?莉緒ちゃん。」
「かいくんの好きな人って誰なの?」
「えーとね!かいは…、」
「だ、だだ、だめです!やめてくださいって~!」
「えー。いいじゃん!幼馴染みだし。」
「なおさら、だめです。」
「えー?なんでなんで?あっ、もしかしてさ、かいって、幼馴染みが好きだとか!?」
「えっ。///なんで、ばれるのですか?」
「図星!?すごくない?」
「すごいです。でも、名前は言いませんから。」
「なんで?」
「もう。隼人さんの好きな人でも聞いてください!」
「確かに!知りたいかも!」
「いいって!僕の好きな人なんか知っても意味ないよ?」
「そうかな、」
「もう、恋ばなトークを終わればいいじゃん!」
「だねー。」
「ちょっと、僕トイレを借りるね。」
「俺もー!」
「うん。良いよ。」
「あっ。そうだ莉緒ちゃん。」
「なに?」
「今度さ、私達、ショッピングモールに行きたくて。でも、引っ越したばかりで分からなくてね。莉緒ちゃんのお母さんと行くつもりなんだけど。」
「そうなんだ?」
「それでね、莉緒。あなた達も一緒にいく?」
「えっ?」
「別行動だけど、二人で回ったらどう?」
「久しぶりにあったんだから、せっかくだしね!どうかしら?」
「うーん。考えるね。ちょっと上に戻るね!」
「分かった。後で教えてねー。」
「はーい。」
「どうしようかな?」
男子二人きりなんて、考えただけで緊張しちゃいそう。
「じゃあ、莉緒さん。」
「ん?なに?」
「俺と、デートをしてくれませんか?」
「へ?で、でで、デート!?」
「?なんか今デートって聞こえなかった?」
「ねぇ。あっ、もしかしてうちの海が莉緒ちゃんを…?」
「かもしれないわね。青春ねー!」
「懐かしいわ。」
「デートって、あの!?」
「はい。あのです。せっかくのきかいです。」
「デート?はなれてないけど、私で良いのなら、お願いします!」
「本当ですか?」
「うん!かいくんとたくさん遊びたいんだ~!」
「ふふっ。そうですか。」
「ただいまー。」
「下にいなくてびっくりしたよ!」
「ごめんごめん。」
「あれ?莉緒?顔、赤くない?」
「えっ?」
「本当だ。熱でもあるんじゃない!?」
「もしかして、僕のがうつっちゃった?」
「だ、だだ、大丈夫!」
「そう?」
「うん。」
「じゃあ、莉緒さん、今週の日曜日!」
「うん。楽しみにしておくね!」
「三人ともー?」
「お母さん?どうしたの?」
「明日学校休みだし、大雨で暗くなってるから、今日はお泊まりしなさい?」
「えっ、良いのですか?」
「やったー!お泊まりって楽しいよね!」
「ありがとうございます。」
「たくさんお話しできるね!分かった!ありがと、お母さん!」
「良いのよ。」
なんと莉緒の家にお泊まり会!
そしてそして、二日後にはデートも…!
莉緒の青春はまだまだ続くよ☆
題【ありがとう、ごめんね】
「看病、頑張るぞ!」
それから、1時間ほどたった時。
「うっ、頭痛っ。」
「っ!は、隼人。大丈夫?」
「ん?あっ、看病してくれてたの?」
「うん。びっくりしたよ!急に倒れそうになったから!」
「あははっ!ありがとう、ごめんね。」
「もう、大丈夫。隼人が元気になったから!」
「そっか。」
「あのー、俺たちもいるんだけど!?
忘れて、二人だけの空間に入らないで!」
「えっ。ごめん!」
「もう。」
「まぁまぁ、隼人さんが元気になって良かったじゃないですか。」
「そーだけど!」
「って言うか莉緒、ここさ、莉緒のベット?」
「うん。そうだよ?あれ、もしかして嫌だった?」
「そうじゃなくて、俺さ、女の子のベットに寝たことないし。」
「そうなんだー?」
そうだった!莉緒ちゃんはすっごく鈍感だった!?
「えっ?莉緒さん?意味わかってないですよね?」
「えー?あははははは。分かってるよー?」
「絶対分かってないですよね?まぁ良いです。」
「ねぇねぇ、俺さみんなでお話したいから、みんなでしたに行こ!」
「へ?下って、お母さん達のところってこと?」
「うん!」
「まじですか…?嫌です、、、」
「ほら、我慢我慢!」
「えー。」
「隼人、大丈夫?立てる? 」
「大丈夫だよ。治ってきたし。」
「良かった。」
「ほら、速くー!」
・・・
どんな話をしてるんだろ?
「あらあら、そうなの!?」
「そうなのよー。それでうちの子ったらねー。」
?かいくんのお母さん、恋ばなしてない!?
「それで、かいったらー…」
「す、ストップです!お母さん!?何を言っているのですか!?」
「うーん。こ、い、ば、な💕」
「もう、俺の恋ばなはやめてください!」
「えー?良いじゃないのー!」
「やめてくださいって!」
「その反応ってことは、かい、好きな人がいるってこと~?」
「も、もう~!」
「ごめん、ごめんってばー!」
「もう良いです!」
「えっ?ごめんー!」
次は、○○が○○をデートに誘う!?
一体、誰が?
お楽しみにね!
題【部屋の片隅で】
「莉緒ちゃん~!来たよ~!」
ガチャッ
「あらあら、どちら様?」
「えっ?」
これ莉緒のお母さん!?
いやいや、そんなわけないよな…。
お姉さんだよね?二十歳!?
「あっ、莉緒のお姉さんですか?」
「えっ?私は、莉緒のお母さんよ?」
「若っ!?えっ!お母さん?若すぎでしょ!?」
「ちょっ、太陽!友達じゃないんだから。」
「ふふっ。いいのよ。莉緒のお友達なのね!」
「はい。莉緒にお世話になっています。」
「俺も!お世話になっています!」
「元気ね!素敵。莉緒~?降りてきて。」
「はーい!あっ、二人とも!もうかいくんいるよ。」
「そっか。」
「私の部屋行こ!」
「やっほー!かい!早いねー。」
「あっ、こんにちは。家が隣ですからね。」
「もう。かいくんたら早すぎてびっくりしたよ!」
「そうなんだね…。」
なんだか、体調が悪い気がする…。
まぁ、せっかく莉緒の家に来たんだから。
「では、莉緒さん!勉強しましょうか?」
「お願い!かいくん今日はみんなで遊びたいな♪」
「でも、勉強は大切です!」
「お、お願い…!」
「うっ。///俺、小さい頃から、莉緒のお願いには弱いんですよ…。」
「やったー!」
「では、ゲームでもしましょうか?」
「良い案だね!」
「よし!やろう!」
「だ、だね。」
?なんだか隼人、キツそう…?
声かけた方が良いかな。
「あっ、俺かいのお母さんに挨拶しに行く!」
「では、俺も行きますよ。」
「やったー!」
「…。」
「隼人?」
「うん?なに…?」
「えっと、大丈夫?体調でも悪いんじゃ。」
「え、大丈夫だよ。」
ピトッ
「っ!! り、りり、莉緒!?」
「熱でもあるかも!」
ちょ、えっ!?
莉緒の手が、僕のおでこにっ!
「熱い…!体温計、私の部屋にあったっけ?」
ガサッゴソッ
「あっ、あったあった!」
「ありがとう。」
「熱、測ろ?」
「うん。」
ピピピピッピピピピッピピピピッ!
「えっ!は、隼人?本当に平気?」
「えっと、実は嘘。だいぶやばいかも…。」
「だ、だって、38.8度あるよ?」
「でも、きっと大じょu、、、」
パタッ
「えっ!?隼人?大丈夫?すごい熱…。」
どうしよう。
えっと、まずはベットに寝かせないと!
濡れたタオルをおでこに、冷やす。
「うっ。スー、スー。」
「よ、良かった。」
「今、話が終わりました!」
「遅くなっちゃったー!」
「「えっ?」」
「あっ、二人とも。あの隼人が熱出しちゃって…。」
「それは大変です!」
「大丈夫?隼人。」
「なんとかよくなってきたけど…。」
「…。大丈夫ですよ。隼人さんは、疲れたのだと思います。」
「疲れた…?」
「はい。だいぶ無理をしていましたので。」
「そうなんだ。気づいて、あげられなかった。」
「大丈夫です。休憩をすれば!」
「そう、そう!大丈夫だって~!」
「そっか。ごめん、私ね看病とかしたことなくって。」
「そうですか。初看病、上手ですよ!」
「ありがとう!よし、続き、頑張るぞ!」