Mirei

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9/12/2024, 12:48:47 PM

題【本気の恋】

「なんで…、だめなのですか!?私はこんなに!」
「なんでって、だって俺はお前にふさわしくない」
「何を言ってるのですか?」
「じゃあ逆に、すみれは俺のどこが好きなんだよ」
「えっ。それは、ぜ…ぶ…き。」
「えっ?」
「全部好き。全部大好きなの!なんか悪い!?」
「悪く、ない。でも、自信がない。だたそれだけ」
「そんなことですか、あはは!私はそんな今のままのあなたが大好きなんです!」
「っ!そう、なんだ。変なの。」
「変!?私のことですか!?」
「うん。」
「もうっ!!」
「すみれ、俺も、俺も大好きなんだ!」
「うん。知ってますよ。私もです。」
「こんな僕でよければ、付き合ってください。」
「はい。喜んで。」
パチパチパチ!!
「きゃー、すみれのドレス姿可愛い❤️」
「本当だね!でも葵のほうが!」
「…。」
「ごめん。」
「ねぇふうまくん、彼氏から見てどんな気持ち?」
「複雑だね。キスシーンとかあるし!?」
「そうだね。私は嫉妬しちゃうかもな~❤️」
「だよね!僕に嫉妬してくれる!?」
「うーん。どうかな~。」
「相手の人もイケメンでかっこいいね❤️」
「そうだね。」
「すみれは劇が上手❤️役者が向いてるね!」
「それ、俺も思ったよ!」
「そうなんだね。」
「あっ、ヤッホーすみれ❤️」
「あっ、みんな来てくれたんですね!」
「すごかったね!感動しちゃった!」
「ありがとうございます!緊張しました!」
「上手だったよすみれ。」
「ありがとう。主役って言われたとき、えっ、てなりました(笑)」
「いつもの葵ぐらい輝いてたよ!」
「ひなたが言うってことはけっこうな褒め言葉、かな?」
「これからも頑張ってね❤️」
「ありがとう。葵!」
もっともっと上に上り詰めるから!

9/11/2024, 1:26:26 PM

題【カレンダー】

今日はなんと!私の家で、葵とお泊まり会です!
今の時刻は7時00分けっこう暗い。
「すみれ凄い!」
「何が?」
「カレンダーの予定がまとめられて書いてある!」
「うん。O型なんですけどね!」
「血液型なんて関係ないよ!すみれが偉いね!」
「そう?ありがとうございます。」
「このカレンダー、ひなたくんにも見せたい!」
「えっ、なんでですか?」
「うーん?好奇心かな❤️」
「へー。」
ピコン
「あっ、返ってきた!」
「なんて書いてあるのですか?」
「すみれはこんなに几帳面だったんだ~(笑)だって。」
「💢?」
「あ、あはは。」
「ひなたはそうゆう人なので、まぁ良いです。」
「そっか。でも、私もこんな風に几帳面になりたいな。」
「葵は完璧ではないですか。」
「そんな、みんながイメージしているような私ではないよ!」
「そっか。なんか、色々と難しいね。」
「そうだね。」
「っていうか、すごく眠いです!寝ます!」
「えっ!?はや!?」
「お休み~!」
「えっ、あはは!へんなすみれだな~。」

9/10/2024, 11:01:15 AM

題【喪失感】
その前に…、いつも読んでくださり、ありがとうございます!
毎日頑張って、1000良いね、突破しました~!
「嬉しいですね!みなさんどうも!すみれです。」
「そうだねすみれ。こんにちは。葵です❤️」
「今日も葵は可愛すぎ!?ひなただよ~!」
「うるさい❤️」
「あはは。ふうまです。これからも俺らをよろしくね~。」

これは、私、葵が小さい頃に体験した喪失感。
ー10年前ー
当時の葵、6才 当時のひなた、7才。
「嫌だ…、嫌だ!待って、お父さん!」
「ごめんな、葵。幸せになって。じゃあな。」
「葵のせい?ごめんなさい、ごめんなさい!」
「違う!違うよ?葵。だから、大丈夫だから。」
「良い子にちゃんとなるから!」
「ごめんね。葵。」
ー7年前ー
「ねぇお母さん。お父さんはいつ帰ってくるの?」
「えっ、そうね。」
ー5年前ー
「お母さん、お父さんとはもう会えないの?」
「うん。ごめんね。葵。」
「なんで?もう知らない!」
こんな家なんか出ていってやる!
「待って、葵!」
「はぁ。はぁ。はぁ。」
めっちゃ走ってきちゃった。どうしよう、怖いな。
「? 葵ちゃん!何してるの?こんな時間に女の子一人だなんて。」
「ひ、ひなたくん!助けて。」
「なに?怖いことがあった?嫌なことがあった?」
「うん。…があって、もう葵どうしたら良いの?」
「そっか。悲しかったね、辛かったね。でも、辛い分、良いこともいつかはある。誰にだって楽しんで生きる権利はあるから。だから、大丈夫!落ち着いてね。僕が葵ちゃんを守り抜くから。」
「えっ。ありがとう!ひなたくん。」
ー現在ー
「たぶんね、この出来事で、ひなたくんのことが好きになったんだと思う。」
「そんなことがあったんだね。」
「うん。でもね、もう大丈夫!そう、教えてくれたから。」
「そっか。」

私は、これからもあの喪失感の出来事は一生消えることはない。だけど、前向きに生きると、安心できる。今は素敵な親友、素敵な恋人、素敵なお母さんがいるから。
ほら!
「笑う門には福来る。」だよ!
私はこれから、ずっと笑顔でいる!
そう決めたからね。

9/9/2024, 12:43:09 PM

題【世界に一つだけ】

「はい!これ、ひなたくんへのプレゼントだよ。」
「えっ。僕への!?」
「うん。ひなたくん!だいだい、だーい好き❤️」
「葵ちゃん!僕もだよ。大きくなったら結婚しようね!」
「ありがとう❤️」
「いーよ!」

「懐かしいね~!」
「もう!恥ずかしいよ!」
「あれは、世界に一つだけの葵ちゃんからのプレゼントで~、」
「やめてってば~!」
「へ~、葵、告白したんだ~。」
「えっ!それは、小さい頃だし…。」
「でも今も?」
「いじらないでよ~。」
「葵ちゃんも、ひなたも可愛いね。」
「だろだろ?葵は世界で1番可愛いの!」
「はぁ。」
「でも、良いね!世界に一つだけのプレゼント!」
「確かにね。」
「今度、4人で交換しあわない?」
「えっ~、なにそれ楽しそう❤️」
「じゃあ、今度やろっか?」
「賛成~!」
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン…。
「もう下校時刻だね。じゃあ、解散!」
「またな~!」
「ばいばい。」
「さようなら!」
「じゃあね。」

9/8/2024, 12:12:13 PM

題【胸の鼓動】

「ねぇ葵、胸の鼓動ってなんでしょう?」
「どうしたの?急に。」
「なんか、小説で読んだのですけど、実際にあったらどんな感じなんだろうと、思いまして…。」
「うーん。ロマンチックな時になるんじゃない❤️」
「経験したいか、したくない。どっちが良い?葵」
「私?私は経験したくないかな。」
「なんでですか?」
「だって、ひなたくんにされたら、顔を一生見れなくなるから。かな❤️」
「へ~!葵なりの愛、だね!」
「えへへ。」
「あっそうだった!私、今度から演劇部に入るんだ。」
「えっ!凄いじゃん!すみれ。」
「そうかな?明日からなんだ。」
「何を演じるの?」
「シンデレラだよ。」
「主役!?」
「そうだけど。」
「凄すぎだよ❤️」
「うっ!緊張で胸の鼓動が速く感じちゃうよ!」
「おっ!」
「何?なんですか?」
「胸の鼓動、経験できたじゃん❤️」
「本当だ!?だけど、私が経験したいのはこの鼓動じゃないよ~!」

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