題【だから、一人でいたい】
「あっそう。だからなに?」
「もう、知らないわ!」
なんでいつも喧嘩になるのでしょう。
押さえたいのに、気持ちが押さえられない自分がいるの。
気持ちを押さえないと仲直りができませんし。
話にもならないわ。
だから、一人でいたい。
そしたら気持ちの整理がつくから。
同棲するとはこうなるものです。
それを一緒に乗り越えてこそ、素敵な夫婦になれるわよね。
私も頑張らなきゃ行けませんね!
よし、もう一回話し合いましょう!
題【澄んだ瞳】
あなたの横顔と澄んだ瞳を見ていると、あなたと目があった!
「うわぁ!?」
「どうしたんだー?すみれ。」
「あっ、先生すみません!」
みんなの視線が怖い。
色んな目線がある!睨んでたり、笑ってたり。
そして、あの人は…。
私の好きな人。ふうきくん
口もとをおさえて笑ってるし!
恥ずかしい!
今日もかっこいいなって見てたら、目があって、びっくりして声をあげちゃった。
もう、ふうきくんの澄んだ瞳に見られるとドキドキしちゃうよ~!
題【嵐が来ようとも】
彼「嵐が来ようとも、絶対君を守り抜くから。」
私「うん。」
ー10年後ー
でさ~(笑)
私「こんな感じで告白してきたよね。」
彼「別に良いだろ!」
私「あはは!でもさ、1つだけ思ったことがあって、なんで嵐が来ようともだったの?笑っちゃった!」
彼「なんか、緊張しすぎてとっさに言ったんだよ!」
私「そうなんだ~(笑)」
まぁ、めっちゃ嬉しかったんだけどね!
まじ恥ずいー!まだ告白したことをいじられんのかよ!
でもまぁ、悪くはないか。
彼・私 青春の思い出は素敵だな。
題【お祭り】
「お祭り?それは、どんなことをするのですか?」
「そこからでしたか。すみれ様。」
私はすみれ。お金持ちのお父様の娘です。
「お祭りとは、地域の人々が集まり、夕方から夜にかけて楽しむ、まあ夏の伝統行事ですかね。」
「へぇ、そんなものがあるのですね。是非とも行ってみたいわ!」
「すみれ様のお父様が許せば、私と一緒に行きますか?」
「はい!行きたいですわ!」
「あの、お父様。お祭りというものに行ってもよろしいですか?」
「ああ。しっかりと気をつけて行くんだぞ。」
「はい!ありがとうございます。お父様!」
ーその日の夕方ー
「わぁ。人がたくさんいるのですね!雰囲気はとても明るい!」
「あまり色々な所にいかないでくださいよ。すみれ様。」
「わかってるわ。わぁ、あれはなんですの?」
「あれは、金魚すくいって言います。金魚を網ですくうんですよ。」
「へぇ。少しかわいそうね。」
「そういうものなんですよ。」
再び歩こうとしたとき、目の前に私の好きな人が!
「わぁ!?ふ、福井君!」
「お嬢様もこんなところにくるんだね。」
「は、はひ!」
噛んでしまいました~!恥ずかしいですわ。
「すみません、すみれ様。そろそろ戻らなければ行けませんので。」
「そういえば、もう真っ暗ですわね!」
「では。福井君、さようなら!楽しんでくださいね。」
「ありがとう。じゃあ。」
ー家に帰ってからー
「お祭り、覚えましたわ!来年も行きたいですわ。」
「分かりました。では来年も来ましょう。」
題【神様が舞い降りてきてこう言った】
「あなたは今日、とんでもない素敵ないなづまに撃たれるでしょう。」
「どういう意味なのかしら?」
とんでもない素敵,ないなづま?
意味が分かりませんわ。
まあ良いわ。
今から学校に行かなくては行けませんもの。
扉を開けて、いつも通り登校した私。
キーンコーンカーンコーン…、
「ギリギリでしたわ」
ガラガラ
「はーい。みんな、席につけー。」
「今日ね、新しい転入生が来るらしいよ。」
「へーそうなんですね!」
「みんなはもう知ってるだろうが、今日は転入生がいる。出てきて良いぞ。」
「こんにちは。僕は福元 渚。よろしくね!」
えっ!かっこいい。よろしく!
と、色々なところから色んな声が聞こえるなか、私は1人でドキドキしていたのです。
なぜかはよくわからないのけれど、いなづまがビビビッ!でなって心がふわふわするの。
「もしかして、朝、神様がいっていたことって、この事だったのかしら!」
「そんな大きな声だしてどうしたんだ?」
「あっ、すみません!」
やらかした~!
みんなにはなにいってるか分からないわよね。
「えっと、渚はあいつの横な!」
えっ!私の横!?
「よ、よろしくお願いします。」
「固いね~!よろしくね。」
きゃ~!好きな人が今できましたわ!
こんな気持ち、初めてです!
神様は本当のことを言ってくれるのですね!
隣にいると思うと、緊張するわ。
これから、どんな話をしようかしら?