11/10/2024, 12:33:42 PM
月光に照らされて、ススキ野原は銀色に光る。
ところどころ金色のセイタカアワダチソウが揺れる。
カサカサッ
子狐が出てきて、前足を揃えて白い月を眺める。
後ろの方で、ススキを超える高さで大人の狐がぴょんっ、と跳ぶ。
お母さん狐だ。
カヤネズミでも獲っているのだろう。
どこかでアオサギがグワーッと鳴いた。
「ススキ」
11/9/2024, 11:17:44 PM
ビビビッッ
ズガーンッ
ズキューンッ
恋する脳内 宇宙戦争。
「脳裏」
11/9/2024, 12:22:01 AM
6:30
あいつを起こす。
2階から下りてきてリビングで二度寝をする。
7:00
再び起こす。
支度を始める。
1回目起こすのいらなくない?
7:00に起こすでよくない?
何度か聞いたが、
いや、6:30で。
と返ってくる。
なんとなくわかる。
1回目に起こすの、むだなようでたぶんむだじゃないんだろう。
その30分はスムーズに起動するための必要な時間。
でもこれが毎日だから…
というかそもそも自分で起きてくれないかなあ。
目覚ましじゃ起きないんだよなあ。
めんどくさい…
「意味がないこと」
11/8/2024, 6:11:39 AM
寂しがりやのあなたが、わたしの気持ちをほしいと言うのなら
あげますよ。
寂しいから、温かみをもらえるならどこからでもいいとして、
わたしにとってあなたは好ましい存在ですからね。
でもあげれる程度はあるので
あなたはきっとそのうち足りないと言い出し、そして足るほどにもらえないとやはり寂しいと言うのでしょう。
「あなたとわたし」
11/6/2024, 11:10:19 PM
今朝は少し早く家を出たせいか、
柔らかな雨の中、泉のほとりにたたずむ五頭の鹿を見たのでした。
(あの山にあんなに鹿がいて、お山はだいじょうぶかな。と心配になったりもする。)
「柔らかい雨」