9/9/2024, 8:04:29 PM
たくさんのうちの1人でしかない人も
よく見かけるような猫も
ありふれたような花も
自分が特別だと認めた瞬間から
世界に一つだけのものになる。
世界で1人だけの人
たった1匹だけの猫
かけがえのない花
すべてのものに気持ちが乗っかると
瞳に映る景色が変わって
' 世界で一つだけ ' になる。
「世界に一つだけ」
9/8/2024, 11:35:20 PM
ドキドキ
トクトク
キュン
まではわかるけど
とぅんくって。
「胸の鼓動」
9/8/2024, 12:07:52 AM
僕らは見えない手を繋ぎ合ってまわる。
自転と公転
それぞれに繰り返しながら。
少し近づいたり離れたり、それでもだいたい同じくらいの距離をたもって。
おだやかなようで冷たいような表情のきみ。
どうか離れていかないで。
きみが離れたら地面がぐらぐらしてしまう。
どうかずっと永遠に、こうやっていっしょにまわり続けていよう。
月と地球として…。
「踊るように」
9/6/2024, 3:57:44 PM
台風一過
少し気温が下がる。
でもまだ暑い。
なのにコンビニで肉まんを見て食べたいと思った。
もうすぐ秋がくることを、わたしの内側が告げている。
「時を告げる」
9/5/2024, 10:12:49 PM
海にかくれたきれいなものたち
色とりどりの貝の殻
洗って洗って砂つぶに。
いろんなかたちのサンゴたち
洗って洗って砂つぶに。
海に消えたいのちのあとの白い骨
洗って洗って砂つぶに。
いのちのキラメキ
寄せては返す波の中
砕けて砕けて
小さく小さく
洗って洗って
砂つぶに
すべては すべては
海のキラメキに。
「貝殻」