僕らは見えない手を繋ぎ合ってまわる。自転と公転それぞれに繰り返しながら。少し近づいたり離れたり、それでもだいたい同じくらいの距離をたもって。おだやかなようで冷たいような表情のきみ。どうか離れていかないで。きみが離れたら地面がぐらぐらしてしまう。どうかずっと永遠に、こうやっていっしょにまわり続けていよう。月と地球として…。「踊るように」
9/8/2024, 12:07:52 AM