勿忘草

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1/19/2026, 11:06:42 AM

#君に会いたくて

「会いたい」
何回思ったんだろう。

会えても恥ずかしくて話せないのに、
でも君の顔が見えなくなると、
何故か会いたくなってしまう。

艶がかかった髪、
大きくて丸い瞳、
小さくて可愛らしい手。

「好きだよ」
それが僕に向けられた言葉でなくても、
僕は君を想い続ける。

君のものになれるならなんだってする。
たとえ、罪を犯してでも。

「会いたいなぁ」

1/17/2026, 5:50:27 AM

#美しい

本当は、渡したくなかった。
名前を呼ばれるたび、
手が触れるたび、
貴方が私を見つめるたび、
心がちゃんと揺れていた。

それでも、
大切な人の笑顔が曇る未来を想像して、
私は貴方の気持ちを傷つけた。

「好きじゃない」
そう口にした言葉は、
嘘だったけれど、
大切な人を守るための嘘だった。

好きだった気持ちは、
まだ私の心の中。

今はまだ涙が止まらない。止められない。
この涙はきっと、美しい。

1/13/2026, 9:00:08 PM

#夢をみてたい


彼女は、きっと触れたら壊れてしまう。
ガラスみたいに透き通っていて、
笑うだけで周りの空気が変わって、
名前を呼ばれるだけで胸が苦しくなる。

高嶺の花なんて言葉じゃ足りない。

視線が交わるたびに、
期待してしまう自分が嫌で、すぐに目を逸らした。
もし触れたら、彼女の世界に僕の汚れた影が
落ちてしまう気がしたから。

だから僕は、今日も彼女に何も言わない。
視線を送るだけで、
名前も呼ばず、近づかず、ただ胸の奥で咲かせる。

叶わなくてもいい。
報われなくてもいい。

壊れるくらいなら、最初から触れない。

「僕の夢の中で君は眩しすぎたんだ」

1/12/2026, 5:08:19 AM

#寒さが身に染みて

待ち合わせの場所に立つ意味も、もうなかった。
それでも足が動かなかったのは、
まだ少しだけ、期待してたからだと思う。

「元気?」
そう聞かれて、頷くしかなかった。
本当は、全然元気じゃないのに。

「嫌いになったわけじゃない」
その言葉が一番ずるいって、
どうして貴方は知らないんだろう。

さよならを告げる前に、
貴方は小さく「ごめん」と言って、背を向けた。

______謝んないでよ

1/8/2026, 1:03:00 PM

#色とりどり

細かったら、
足が長かったら、
目が二重だったら。

そんな「もしも」を並べるたびに、
今の私は、
どんどん色を失っていく。

鏡の前で比べて、
人の中で比べて、
足りないところばかり数えていた。

濁ってる私は、
まだ好きじゃない。

でもいつか、
この色を否定しない日が来る気がしたんだ。
______きっと、ね。

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