【秋風】
秋風みたいになりたい
存在が儚くて美しい
冷たいけど何故か温もりを与える
時には誰かの背中をおしたり
本当は悪い事してるのに褒められて
すぐいなくなって、誰かに恋しがられる。
そんな秋風みたいになりたい。
私達には飛べない翼のような無駄な物が必要だったの。そんな物を欲っせるのが幸せなんだから
【意味ないこと】
マンションの7階、地上から何メートルあるか分からないが、私はいま死のうとしている。特に意味はないが死のうとしている。しいて言えば生きる意味がないからか。私は柵を乗り越え死の淵にたった。さっきまで死のうとしていたのに、私は死の淵に立って怖気ずいたのだ。生きる意味はないけど、死ぬ意味もない。それだけで生きる意味は十分なのかもしれない。
雨が柔らかいなんて一度も思ったことがない。
ただ柔らかい雨と聞いて思いついたのは、雨は人のようだと言うことだ。
人を輝かせる雨もあれば、人を殺す雨もある、
いずれも何粒の雨が束になって。広い宇宙から見れば、私達は雨と同じなのかもしれない。
【一筋の光】
こうゆう比喩みたいな言葉はどうやってできたのかいつも気になる。ネットで調べたりしたら出てくるのかもしれないけど、それはしたくない。自分の妄想を否定されたくないから。
一筋の光を考えた人は、どこか暗い部屋に閉じ込められていたのか、それとも暗い深海の中にいたのか、どっちにしても暗い場所から見たことは間違いないと思う。そんな場所から見えた物理的な一筋の光を見て、その光にきっと未来の希望を感じていたのだろう。けど、暗い部屋にいたならいずれ夜になり光は消えてしまうし、深海にいたならもっと深くに潜ってしまって、見えなくなってしまう。だから一筋の光っていい言葉に聞こえてしまうけど実際は一筋の光なんて言葉を使うときには、もう手遅れなのかももしれない。
とりあえず今日はそう思うことにした。