むう

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6/20/2024, 1:57:30 PM

私が今、ここにいるのは光希(るの)が手を差し伸べてくれたから。私に一筋の光を、希望を、見せてくれたから_。

ꕤ︎︎

私はこの世界に疲れてしまった。もう、生きていたって何も無い。だから、屋上から飛び降りてしまおう。そんなことを考えていた。きっと私がいなくなったところで、誰1人気になんて止めないだろう。
さっさとこんな人生終わらそう。そんな時にあなたは来てしまった…。
そして飛び降りようとした私に彼女は手を差し伸べてくれた。この手を取ってしまったらまた地獄のような日々に逆戻り。でも、それでもあなたは私に言ってくれたから、
「こんな世界でも一緒に未来を生きよう、ゼロ(零)にしようなんて、終わらせようなんて考えないで、零華(れいか)は私にとって希望なんだからッ…!零華(れいか)も私を救ってくれたから、今度は私が零華(れいか)を救うのッ!」
って。だから私はあなたの手を取った。あなたと未来を一緒に生きようと思ったから。それに、こんなこと言われちゃったら飛び降りるなんて考え、どっかに行っちゃった…。心のどこかが救われた感じ。
「ありがとう、光希(るの)…。私の希望も、光希(るの)だけだよ…。」
なんだか安心してしまったのか体の力が抜けてしまった。そしてそのまま私は意識を手放した…。

【お題】あなたがいたから
※この話は全てフィクションです。
※共依存みたいになった( '▽' )

6/20/2024, 7:32:10 AM

僕の学校では今、とある噂が広がっている。
その噂というのは、6月31日「存在しない日」に相合傘をするとまるで神隠しにあったかのように消えてしまうらしい。
まぁ、僕には悲しいことに相合傘なんてする相手いないですし?!別に関係ないんですけどね??

ꕤ︎︎

ザァーー、ザァーー…
今日は6月3�日。雨が滝のように降っています()

キーンコーンカーンコーン
やっと終わった…急いで帰る準備をしていると、友達の雨夜(あまや)が話しかけてきた。話を聞くと今日傘を忘れたらしいから入れて欲しいとの事。今日は別に用事もなかったしこんな雨の中傘無しで帰らせる訳にも行かないので承諾した。

ꕤ︎︎

そして帰っていると見事に男2人悲しく相合傘?をするという地獄絵図が完成した()ある一定の層には需要があるかもしれないが…
まぁ、そんなことは置いといて…って、ここどこ…?
さっきまで隣にいたはずの雨夜もいない。周りを見渡しても真っ暗で人の気配はなかった。まさかこれ、神隠し…?何故神隠しにあったのか疑問に思っているとひとつだけ原因に心当たりがあった。もしかしたら今日は、「存在しない日」なのではないかと思いスマホを見ると、時計の表示がバグっていた。多分これは確定ってことだよな…?でも男同士だし…あ、そっか。
そういえば神隠しに会うのが「異性同士」だけなんて誰も言ってなかったな…

BADEND 相合傘?の神隠し

【お題】相合傘
※この話は全てフィクションです。
※ネタに走りました…( ˙꒳˙ )っ⌒★。.

6/16/2024, 3:57:02 PM

1年前の今日、私は海岸である手紙を見つけた。

︎︎ꕤ︎︎

手紙は瓶に入っていて、いわゆるボトルメール。別にそこまで興味もなかった私はそのまま気にせず帰ろうと思ったその瞬間、瓶が光った。私は驚き振り返ると瓶の中にあったはずの手紙が私の目の前に浮いていた__。
さすがにおかしいとは思いつつ一応手紙を読んでみるとそこにはこう書かれていた。

「 おめでとうございます。この手紙を拾ったあなたは今日から神に任命されました。なお、神になるにあたってこの手紙以外の記憶を消さして頂きます。」

私は訳が分からなかった。神になる?手紙を拾っただけで?こんなのただのイタズラに決まっている。第1神になんてなれないし、記憶を消すなんてことも出来るはずがない。

そんな甘い考えは後に私を苦しめる結果となった__。



【お題】1年前
※この話は全てフィクションです。