私には夢があった
それは空を飛ぶことだ
飛行機に乗ることやスカイダイビングとは違う
よく見るカラスやツバメ、すずめのような鳥のように両手をぱたぱたと動かし空を飛びたいのだ
しかし私には、彼らのように地面から羽ばたくことはできない
幼い頃は鳥を見る度にどうすれば彼らのように飛べるのか考えていた
ある日私はとんびという鳥を知った
彼らは高く飛び上がったあと風などに乗って飛んでいるらしい
私は考えた
そして、私は高くまで飛び上がることは出来ないが高いビルから落ちると同じようになるんじゃないか
そう思った
次の日私は近くにある高い場所まで来た
私は思い切り外へ飛び出した
思っていたのと違かった
飛べると思っていたのに地面が私に近づく
家までもう少し
私は、1人の慣れない外の夜にやや小走りになっていた。
空はさっきまで明るかったのが嘘のように暗い、
夏だからといってさすがに油断していた。
1人で居ると色々な事を考えてしまう。
足を掴まれてしまうのではないか、
振り返ると何か後ろにいるのでは無いか、とか
どれだけ楽しいことを考えようとしても頭をよぎるのは、、、
上に何かいる 私は思った。
こんなとき、
いつもなら怖くて上を見る勇気なんてでないが、
直ぐに上を見てしまった
大きな虫が居た
私は驚いたが、
これが雲であることは誰が見てもわかる。
ほっとした、
私はまた家へ急いだ
やっと見えた、、!私はまたほっとした
アパートの階段を上り
私はドアを開け飛び込むように家に入った
鍵を閉め、私はとても安心した、
今日はもうお風呂に入る勇気なんてでない
ご飯を食べたらすぐ寝よう、お風呂は明日の朝入ろう
そうして着替えたあとご飯を食べ歯磨きを終えた時、ガサガサと音が聞こえた気がした。
この家でまだ、ゴキブリすらまだ見てないし
気のせいだろうと思い私は、布団に向かった
ふぅー、私は深く息をはいた。眠りについた。
翌朝、洗面台に大きな蜘蛛がいた。
夜の海に着ぐるみのうさぎが居た、
私はすごく気になった、
見えているのは後ろ姿だけ、
気になる、、
何かあるのだろうか、 、
何も無い、、
一体うさぎは何をしているんだ、
不思議だ、
振り向いた、
何だ、 急に、 またとまった、
後ろには何かあるのだろうか、
着ぐるみのうさぎが並んでいるではないか、
数人どころではない、
、、、あれ、、、
私も着ぐるみだ、