Hina

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家までもう少し
私は、1人の慣れない外の夜にやや小走りになっていた。
空はさっきまで明るかったのが嘘のように暗い、
夏だからといってさすがに油断していた。
1人で居ると色々な事を考えてしまう。
足を掴まれてしまうのではないか、
振り返ると何か後ろにいるのでは無いか、とか
どれだけ楽しいことを考えようとしても頭をよぎるのは、、、
上に何かいる 私は思った。
こんなとき、
いつもなら怖くて上を見る勇気なんてでないが、
直ぐに上を見てしまった
大きな虫が居た
私は驚いたが、
これが雲であることは誰が見てもわかる。
ほっとした、
私はまた家へ急いだ
やっと見えた、、!私はまたほっとした
アパートの階段を上り
私はドアを開け飛び込むように家に入った
鍵を閉め、私はとても安心した、
今日はもうお風呂に入る勇気なんてでない
ご飯を食べたらすぐ寝よう、お風呂は明日の朝入ろう
そうして着替えたあとご飯を食べ歯磨きを終えた時、ガサガサと音が聞こえた気がした。
この家でまだ、ゴキブリすらまだ見てないし
気のせいだろうと思い私は、布団に向かった
ふぅー、私は深く息をはいた。眠りについた。
翌朝、洗面台に大きな蜘蛛がいた。

8/19/2022, 2:49:54 PM