Yです。

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11/8/2023, 6:54:37 AM

【あなたとわたし】#10

あなたとわたしは違う。

友達
人間関係
彼氏、彼女
勉強、運動がどれだけできるのか
1人が好きなのか、みんなでいる方が好きなのか_

言い出したらキリがない。

お母さんに、こんなこと言われたことは無いだろうか。

「 ── ちゃんはちゃんと出来てるんだから。あなたもできるでしょ?」

「もっと ── くんを見習って!もう、、なんで──くんはできてるのにうちの子は出来ないのかしら。」

そりゃ、わたしはあの子じゃないもん。
あなたも、わたしも、あの子も、みーんな違う。


    "みんな違って、みんないい"

                  だよ。

人と違くても、気にしないでね。
あの子はあの子、わたしはわたしなんだから。

10/1/2023, 4:11:12 AM

【きっと明日も】#9

俺は親が大嫌いだ。

もう高校生なのに、9時までには帰ってこいって言ってくるし。お小遣いは毎月1000円。
そんなん足りるわけねーじゃん。意味わかんねー。
今日もそうだった。

「早く起きなさい!遅刻するわよ?!」
「お弁当持ったの?せっかく作ってるんだから完食しなさいよ?」
「服!脱ぎっぱなしにしないの!」
『あ?黙れよクソババァ!!うるせーんだよ!!』

俺は今までのストレスとイライラを母にぶつけ、早々と家を出る。
少ししか見えていないが、母は悲しそうな顔をしていた気がする。

その日の夕方、母は交通事故で死んだ。
相手の車が信号無視をし、買い物帰りの母を轢いたらしい。

9/23/2023, 11:54:38 PM

【ジャングルジム】#8


俺は昔、家から追い出されていた。
暴力を振るう母が、彼氏を家に連れてくるからだ。
俺は毎回、家から追い出された時はここの公園に来ていた。

そんな俺も、もう社会人。
スーパーの社員として働いている。

「いらっしゃいませ〜」

『ちょっと!この商品賞味期限切れてるじゃないの!!』

「ほんとですか?大変申し訳ありません。」

「商品お預かりします。」

『わたし、もうこの商品買っちゃったの!!』

『だから、商品の交換と、この商品の分のお金!返してね!?』

「えっと、、商品の交換は出来るんですけど、、代金を返すことはちょっと、、」

「後、この商品いつ買いましたか?」

『確か、昨日よ!』

「昨日はおかしいと思うんですけど、、」

「賞味期限が、一昨日になってますので、、賞味期限が切れたものは置きません。」

『いや、おかしいわね!!嘘つくんじゃないわよ!!あんたじゃ埒あかないわ!!店長!!店長呼びなさい!』

「はい、、」

はぁ、めんどくさい客に絡まれてしまった。
その日は疲れて、家から追い出されてた頃によく行ってた公園に行った。

「あ、ジャングルジム、懐かしい、」

昔はここで夜を過ごしたこともあったな、と思い出に浸る。
俺にとって、ジャングルジムは、遊び場でもあり、寝床でもある。
大切な、大事な、ジャングルジムだ。

9/22/2023, 12:45:02 PM

【声が聞こえる】#7

「声」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。

鳥の声。

人の声。

動物の声。

海の声。

虫の声。

木の声。

人それぞれ様々だと思う。

様々の中には、もちろん生きていないものもある。

日常では、声がいっぱいだ。

どの声も、とても綺麗で、とても素敵だな。

9/21/2023, 9:17:42 PM

【秋恋】#6

※百合注意

キャラクター紹介
『』 神山あおい (かみやまあおい)
「」 鈴木桜(すずきさくら)

『ねぇねぇ知ってた?!秋の方が恋が叶いやすいんだって!!』

私の親友、あおいが発したその言葉。
私はあおいことが、恋愛的に好きだ。
その、元気なとこも、知ったことをなんでも私に報告しようとしてるとこも、全部かわいい。

『桜 、?どーしたの、?』

私の名前を呼び、首を傾げてこっちを見るあおい。
もうかわいい、!!

「全然っ、!なんでもないよ笑 私も恋、叶うといいなぁ、、笑 」

『ねぇ!早く好きな人教えてよ〜!!』

「秘密だもん笑」

「ねぇいーじゃんかぁ〜!!」

「だぁめ 笑」

『ちぇ〜、、、』

大親友、、か、、
私は愛しているのに、
あおいはただの大親友と思ってるみたい。
はぁ、こっちに振り向いてくれたらいいのに、、








『ねぇねぇ知ってた?!秋の方が恋叶いやすいんだって!!』

私が言った時、私の好きな人は何か考えてるようにして返事をしなかった。
そう、何を隠そう私は、大親友の桜のことが恋愛的に好き。
でも、返事をしてくれなくて、ちょっと心配になった。

『桜 、 ? どーしたの 、?』

かわいい笑顔でこっちを見る桜。

「全然っ、!なんでもないよ笑 私も恋、叶うといいなぁ、、笑 」

『ねぇ!早く好きな人教えてよ〜!!』

「秘密だもん笑」

「ねぇいーじゃんかぁ〜!!」

「だぁめ 笑」

『ちぇ〜、、、』

好きな人、教えてよとか、言ってるけど、
ほんとは知りたくない。
桜は多分、女子の私の事なんか好きだとか、思ってない。
はぁ、こっちに振り向いてくれたらいーのに。


※この物語は、あるネッ友の子の実話もちょこっと入っています。後は妄想です。

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