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9/22/2023, 3:18:40 AM

『秋恋』

 恋の話を書くのは苦手です。
何となく、自分の好きな人とか、大切な人に対する感情を、『恋』という1文字で表したくないと思っています。
 それだけ、大切な人たちだから。
 私が、今日も生きていようと思えて、
 今日も生きていてよかったと思える、理由だから。


ちょっとお題の主旨とは違うかもしれないけど、私なりに考えて出した結論です。

9/20/2023, 11:14:06 AM

『大事にしたい』

(今日の話は、前に読んだ本に書いてあったことを自分なりに解釈したもの。私がこれまでの人間関係で感じてきたこと。)

 目の前に、コップがある。
 それがガラスでてきているのか、プラスチックでできているのか、
見ているだけでは分からない。プラスチックだったら、少しぐらい雑に扱っても大丈夫だけど、ガラスだったらそうはいかない。そのコップは、少しでも触れたら壊れてしまいそうで怖かったから、柔らかい布を持ってきて、丁寧にそれで包んで、落とさないように、両手で持った。
 しばらくすると、またもうひとつコップが現れた。私はそれも、丁寧に布で包んで抱えた。
 ひとつ。またひとつ。少しづつ増えていくコップを、私は丁寧に布で包んで抱えた。そのうち、両手で抱えきれないくらいに、布で包まれたコップが増えた。それでも、私は頑張って全部持とうとした。
 涙目になりながら、もう持てないと思いながら、それでも、次々増えていくコップを、布で包んで抱えた。
 もしもコップに心があったとしても、私の涙には誰も気づかない。だって、私が丁寧に布で包んだから。
 ある日、とうとう持ちきれなくなって、コップがひとつ、床に落ちた。ジェットコースターで落ちる時みたいな、体が浮く感覚がした。
一瞬体から力が抜けそうになって、でも、持ってるコップを落としそうになったから、何とか座り込むのを耐えた。
 落ちたコップは、割れなかった。
(割れない。)
 安心して、ちょっと力が抜けて、コップがいくつか床に落ちた。割れたものはひとつも無かった。もしかしたらヒビが入っているかもしれないが、布で包まれていたから分からなかった。
 その後、このコップたちを、カゴに入れて持てばいいのだと気がついた。カゴを持ってきて、丁寧に中に並べた。まだ重いけれど、だいぶ持ちやすくなった。
 しばらくして、重いならテーブルに並べてしまえばいいんだと思いついた。テーブルを用意して、丁寧にコップを並べた。
 カゴの中には、少しのコップが残った。
 私のお気に入りのコップだ。好きな柄、形、大きさ。どうしても手放せなくて、カゴに入れたまま持っていた。

 大事に大事に、持っていた。

9/20/2023, 7:19:44 AM

『時間よ止まれ』

 明日なんて、来なくていい。
 過去からやり直すなんてこともやりたくない。
 
 今を生きるので精一杯で、次の1歩を踏み出すのも億劫で。
 ぼんやりと、電車の窓から外を見る。

 この時間が好きだ。
 自分を卑下して、この世界に希望なんてものは無いと、諦めて。

 きっと、ある人から見れば明るい、この世界で、
 私の立つこの場所だけが日陰だ。
 
 自分の時間を止めて、暗闇の中で、目を閉じている。

9/18/2023, 2:49:05 PM

『夜景』

 流れ星を見た。
 学校からの帰り道。
 ふと見上げた空に。
 パッとひとつ、光が弾けて、スーッと流れて行った。

9/18/2023, 6:19:44 AM

『花畑』

 夢を見ていた。
 
 目の前に、花が咲いていた。
 真っ白なゆりの花。
 それが、辺り一面に咲き誇っていた。
 
 それを見つめているだけの、夢だった。

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