題 君の声がする
どこからかな?君の声がするんだいつも
何も出来ない時
落ち込んだ時
悲しい時
大丈夫だよって
あなたなら出来るよって
だから僕は希望が持てるんだよ
君はいないけど
もう二度と会えないけど
でも会えなくても
もう話せなくても
実際の声は聞けなくても
こうしてどこかから君の声がして
そうして僕は救われている
君の存在はもうなくても
僕の心の中にいてくれるから
もう君の顔はぼやけてるけど
僕の心の中に存在として染み付いているから
だから君は目の前にはいないけど
厳密にいないわけじゃない
いつも僕の希望になってくれている
だからね、感謝してるんだ。
感謝だけじゃ足りないね
愛してるんだ
愛してたんだ
たくさんの愛をたくさんくれたね。
もう僕から届けることもお返しすることも二度とできないけど
でも僕はいつでも想うよ
空を見る時。
流れ星に想いを馳せる時
確かに君の声が聞こえる
私も愛していたよって
題 ありがとう
ありがとう
そんなの恥ずかしくて言えない。
例え沢山付き合って年月が経ってるあなたでも。
思ってるよ。思ってるけど照れちゃって。
いつも大好き、ずっと一緒に居てくれてありがとう、これからも一緒にいてねなんて、言ったら頭打ったのって言われそうだもん。
だから、言わない、秘めてるだけ。
そんな私の気も知らずあなたは言うんだ。
「好きだよ、今日も可愛いよね、いつも一緒にいられて幸せだなぁ」
「あ、うん⋯」
「え?君も幸せだって?うんうん、分かってるよ」
「言ってないもん、そんなこと、勝手に決めないでよ」
「えーでもそう思ってるよね」
優しい顔でそう問い返されるともう反撃の手段がない。
「う、うん、そう、思ってる⋯かもね?」
ちょっとだけ抵抗しちゃった。
「そっか」
それだけなのに、可愛くない私の答えに顔をほころばせるあなた。
「ありがとう」
優しい声で言われて。私の心が揺れてしまう。
なんでそんなにストレートに愛情表現出来るの?!
私には無理だ。
言われすぎて、どうしていいか分からなくなる心迷子な状態だもん。
あなたの言葉嬉しいのに、素直になれない。
私も好きだよっ!て思いっきり言えたらいいのにな。
そしたら、あなたは私の事もっと好きになってくれるかな。
私のこのもやもやした気持ちも晴れるかな。
いつも考えてる。
可愛くない私を可愛いって言ってくれるあなたの存在は貴重なの。
だからね、あなたのこと、いつも可愛くない返事だとしても大切に思ってるんだよ。
そのこと、いつか伝えられたらいいなって。
題 そっと伝えたい
題 未来の記憶