誰かのためになるならば
死ぬ、なんていう選択は間違っている。
というのは私が死にたいほどの気持ちを背負っていないから言えるのかもなと思った。
その時の気持ち、考え、関係で相手に言える言葉は
限られているから何も言えないしちょっと的外れなこと
を言ってしまう。
もしくは、知らないふりか、何も考えずにで自分の考えをただひたすらに相手にぶつける。
それは人間として壊れているのかは分からないけど
疲れているんだろうな。
そんなことを考えると、人間は変な生き物だなと
他の生物から思われていそうだなと思い
おばあちゃん家の猫にも思われているかもと考えると
少しへこんだ。
図書館に行くと
本を読む人で溢れている。
絵本、ファンタジー、ミステリー、専門書
たくさんの本が
私を待っていて
貴方を待っている。
その中には、
好きな本もあって
読むのがおっくうな本もある。
夢を見させてくれる本もあって
胸が躍るような気持ちになる本もある。
時には,人生を変える本もある。
その本を手に取るのは、自分次第。
どんな本だったのか思うのも、自分次第。
そうやって私は、好きな本を探して、探して
探しまくって
ようやく、好きな本に出会えると思う。
偶然でも運命でもなく、「必然的に」
ーシロバナタンポポー
「晴れ、時々クラゲ呼ぶ」が好き
初めて街に出てきた女の子は、
朝早くから街を探検した。
縄張り争いをしている猫
泥酔している大人
威張りんぼうの爺さんと
耳を失くした婆さん
寝坊して会社の遅刻を恐れている男性
自分の価値観で人にランク付けをする女性
女の子は、街にはいろんな人がいるのだと知った。
自分が今まで学んだことは世界の端っこの端っこで
存在していると気付いた。
そしてほんの少しだけつまんないなと女の子は思った。
女の子は自分の町に帰って行った。
ーエリンジウムー
毎日、ある夢を見る。
今にも崩れそうな細い橋の上を
一列になってみんなで歩く。
慎重に歩く人もいれば
橋を崩そうとしている人もいる。
足がクタクタになると
目の前には
岐路がある。
よく考えて右に行く人もいれば
勘で左に行く人もいる。
私は、何処に行く。
右か左か一歩進むと夢は覚めた。
ーブバルディアー
お茶目な雰囲気を匂わせて
生きてきた。
私は、エイティーンガール。
流行りが好きな女の子。
いつも
あいしてるの五文字で
相手の感覚を鈍らせる。
私に似合う暗闇を捨てて
歩いてきた。
偽りばかりの仮面をかぶって
本音と嘘をゴチャまぜにして
喋ってる。
苦しくない。
むしろ楽。
傷つくより傷つかせる方が好き
だから,私は貴方を傷つける。
最悪だって?
そんなの知ってる。
お茶目で、可愛いくて、最悪な私。
私は私を愛して、愛される必要は絶対無い。
ーイヌホオズキー