「花束を持って歩いた。意味もなく、ただ街を見下ろした。」
全て意味がないかもしれない。でも、私たちは必死に生きてる。
街を見下ろすのは、意味がないかもしれない。でも、私たちの街の美しさが見える。
意味のないことを、意味のあることにする。それって、素晴らしいことだよね。
私には生きてる意味がない。私もそう思ったことがある。
意味を作る。本当のことじゃないかもしれないけど、少し、自信を持てる。
良いことだと思う。私はね。
会ったばかりのころは、恥ずかしくて全然話をしなかった。だが、もうすっかり仲良しで、毎日あそんでいた。
「ねぇ、なんで行っちゃうの?」
「あなたがウザいから。ほら、さっさとどいて。」
自然に涙がこぼれた。こんなに酷くて醜いんだね。
「人間」ってのは。
♯6 「あなたとわたし」
雨が降った。泣きながら、柔らかい、優しい雨に当たった。天を見上げ、私は崩れ落ちた。そして、泣き叫んだ。
アイツらが、憎い。なんで、自分から逝ってしまったの・・・話なら、なんでも聞いてあげるって、言ったのに・・・私も、今、そっちに、逝くから・・・
【制作者の独り言】
アイツらに何されてたんでしょうねぇ・・・
この世は、実力主義。私は今、格上の者と死闘をしている。死闘を始めると、異世界にとばされる。そして、己の能力をつかい、どちらかが「死ぬ」まで現実にもどれない。
私はこの世の中でとてつもなく弱く、格上に死闘を申し込まれたときは、絶望に浸っていたが、なぜか、今は格上の者を蹂躙できている。一筋の希望の光が見えてきた。
だが・・・
「なぁ、お前、こんなんでこの俺に勝てると思ったのか?」
そう、私は、格上の者の手のひらの上で踊らされていたのだ。
希望の光が闇に包まれた。私は・・・まだ・・・死にたくない・・・死にた
《死闘が終了しました。》
【制作者の独り言】
弱者を手のひらの上で踊らせたくなるのはわかりみが深い・・・
川の河川敷に座り、川の水面を見る。ここは、親友の故郷の村。この村は、一度だけ来たことがあり、それっきり来たことがなかった。
でも、いきなり来た見ず知らずの人を、受け入れてくれた。でも、今は人がほとんどいない。ほとんど来たことのない場所でも、なんとなく悲しくなる。
1番の親友生まれ育った所だからだろうか。
そう、この村は、「廃村」になったのだ。
【制作者の独り言】
え、哀愁ただようってこういうのでいいの?(語彙力皆無なんですよ。)
【自己紹介】
こんにちは~ unknownでーす(^_^)/自己紹介、やってみまーす
好きなゲーム・・・初代スプラトゥーン、アモングアス
好きな本・・・そして誰もいなくなった
私は、深刻なエンドのものを作るのが好きです。よろしくお願いします!