1/26/2024, 10:06:46 AM
お題:ミッドナイト
「あ、七海サンおかえりなさい」
帰宅してリビングのドアを開けると、ソファのうえに恋人が待っていた。すでに時計の針はてっぺんを越えている。街は寝静まっている時間だ。
「猪野くん、まだ起きていたんですか? 帰りは遅くなると連絡したでしょう?」
「え〜、だって寝る前に七海サンの顔見たかったんだもん」
甘えたような声でそう言うと、猪野がソファから立ち上がる。
「七海サン、遅くまでお疲れさまでした」
少し背伸びをして慈しむように頬にキスを落とす彼。
「……私も、君の顔が見られて嬉しいですよ」
1/25/2024, 11:29:24 AM
お題:安心と不安
1/23/2024, 10:25:45 AM
お題:こんな夢を見た
1/21/2024, 10:03:36 AM
お題:特別な夜
今日は付き合い始めてから初めて七海サンの家にお泊まり。ということは、つまり、そういうことなんだと思う。来るまでに必要そうなものは買ってきた。不足は無いはず。
「猪野くん、先にシャワーをどうぞ」
「えっ、俺が先でいいんですか?」
「ええ。その、私は準備で時間がかかると思うので……」
そんなことを顔を真っ赤にして、俯きながら呟く七海サン。ああ神様、俺はこの人を一生大切にします! 今日は絶対に、特別な夜にしてやる!