1/17/2024, 10:50:31 AM
お題:木枯らし
1/16/2024, 10:26:22 AM
お題:美しい
1/15/2024, 10:32:45 AM
お題:この世界は
1/14/2024, 10:06:41 AM
お題:どうして
1/14/2024, 5:22:51 AM
お題:夢を見ていたい
「あれ、七海サンもう起きたんですか?」
ベッドの中で未だ微睡から抜け出せないでいる猪野が、寝室に入って来た七海に話しかける。
「起こしてしまいましたか、すみません。急な任務が入りまして。これからすぐに出かけます」
既に着替えを済ませてあとは出かけるだけの状態になっている。昨晩の色事を全く感じさせない。さすがだ、と猪野は感心する。
「七海サン、いってらっしゃい。気をつけて」
「ええ、いってきます」
ベッドから身を乗り出した猪野と触れるだけのキスを交わして、七海は玄関を任務に向かって行った。
本当はもう少し一緒に夢をみていたかったけれど。それは残念ながら叶わなくなってしまった。でも、もう少しくらい余韻に浸っていてもバチは当たらないはず。猪野はそうたかを括り、夢の続きをみるためにもう一度布団に潜り込んだ。