【好きな本】
【旧地獄(地底)で暮らす少女さとり】
『ペラ、ペラ。パタン』
さとり「ここまでにしておきましょう。」
私は読んでいた本を閉じ、重たい腰を上げる。外からお燐の心の声が聞こえてくる。どうやら私を呼ぼうとしてる。
猫燐「さとり様。さとり様〜。今よろしいですか?」
そんな軽快な声がドアの向こうから聴こえる。
猫燐(さとり様今大丈夫かな?)
ふふ、大丈夫よお燐。私は返事を返した。
さとり「えぇ。構わないわよ。」
そう言うと、キキっとドアの古さを感じさせる音が聞こえる。
猫燐「失礼します。さとり様、今日のスケジュールは覚えてますよね?」
さとり「覚えてるわよ。」
猫燐「そのことで一点付け加えたいことが…。」
さとり「なるほど、紅魔館に行く際贈り物を持って行くと。」
猫燐「はい。それもさとり様ご本人が作るケーキとかどうでしょうか。
【フランドール・スカーレットの死】
紅魔館の地下牢は、暗く湿った場所でした。石の壁が薄暗い灯りで照らされ、その中には一人の少女が閉じ込められていました。彼女の名前はフランドール・スカーレット。彼女は「破壊する程度の能力」を持つ存在であり、その力は恐れられていました。
長い間、フランドールはこの牢獄で過ごしていました。彼女は自分の能力を制御できず、度々狂気に支配されていました。そのため、紅魔館の住人たちは彼女を隔離し、人里に出さないようにしていました。
レミリア「これが今できる最善策よ。私たちにはどうにもできない。これはフラン自身の戦いだから。」
咲夜「何かあれば私にお申し付けください。お茶でもなんでも出しますので。」
フラン「わかった。」
だが、彼女の怒りは爆発寸前で、その狂気は牢獄の壁を揺るがせていました。
ある日、フランドールは自分の中に秘められた怒りを抑えきれず、牢獄の扉を破壊しました。石の欠片が飛び散り、彼女は外の世界に解放されました。しかし、彼女はまだ自我を保つことができませんでした。狂気に支配されたまま、人里に向かいました。
人里では、フランドールの存在が知れ渡っていました。人々は彼女を「狂気の妖怪」と呼び、恐れていました。彼女の能力は恐ろしいものであり、彼女が現れると建物は崩壊し、人々は恐怖に震えて逃げ惑いました。
レミリア「フラン!もうやめなさい!」
魔理沙「だめだ。全然声が届いてない。」
霊夢「とにかく戦闘不能にさせましょう。」
博麗霊夢や霧雨魔理沙、そして姉であるレミリア・スカーレットたちは対応に苦慮しましたが、彼女の力はどれも通用しませんでした。
レミリア「もう、だめね。私の大好きな妹は死んだ。」
霊夢「諦めないで攻撃を続けて。紫が幻想郷中の能力者を集めているから、みんなが来るまで耐えきるわよ。」
フランドールは街を破壊し、人々を襲いました。彼女は自分の怒りを抑えることができず、その力は暴走していました。
レミリア「スピア・ザ・グングニル。フラン!これが私の最大の力よ!ごめんね。だめな姉で…。」
レミリアはフランにその槍を放ちました。見事、彼女の心臓部分に刺さり膝から倒れました。
レミリア「フラン!」
レミリアは急いで近づき彼女に抱きつきました。
フラン?「ごめ…ん、な…さい。ごめん…な、さい。」
レミリア「いいのよ。全て私が悪いんだから。帰りましょう?」
フラン「ごめん…なさい。ありが…とう。だから…。」
彼女は自分の手を胸に当て口から血を吐きました。
レミリア「フラン?フラン!どうしたの!」
フランは自分の能力によって命を落としました。彼女は自分の手で自滅し、その破壊的な力は彼女自身をも滅ぼしました。人里は一時的に平和を取り戻しましたが、フランドールの存在は永遠に記憶されることでしょう。
《Hello》
はい、皆さんどうもこんにちは。佐々木海星(偽名)です。今回のナレーションのところは全て敬語を使いました。敬語って難しいっすよね?僕も高校生なのでなれない口調とかを先生や先輩に話すときとてもぎこちないって言われます。なぜでしょうね。というか、今日はお題を無視して作ってたわ。マジさーせん。まぁ、物語が書けたらいいんよ。でも、僕さとりちゃんを主人公とする物語が書きたいなぁって思ってるんだけどなかなか内容が思いつかないね。そこはなんとか時間をかけて考えます。今後ともよろしくお願いします。では、このへんで。
【街】
私達が話すようになったきっかけは妹だ。偶然にも私たち4人には妹がいて、その妹は全員同じ学校で同じ学年。クラスは違えども彼女たちはとても仲が良い。今の私たちと同じように。私たちはもう高校生だからみんなで集まって遊ぶことがよくある。休憩時間にはいろんなことを話し、校内のどこかでゆっくりしたりもする。
レミリア「さとり、学校って、どう思う?」
レミリアが尋ねた。私は少し考え込んでから答えた。
さとり「学校は、知識を得る場所だと思うわ。でも、時々退屈だし、ルールも厳しいわね。」
近くにいた花奏も話に入って来た。
花奏「私は学校が好きじゃない。でも友達と一緒にいるのは楽しいから、まあ許せるかな。」
花奏の後を追うように続いて佐々木くんもやってきた。
海星「学校はつまらない。先生たちがうるさいし、宿題も多い。」
レミリアは笑みをこぼした。私も佐々木くんの思う気持ちははわかる。
レミリア「でも、みんなと一緒にいるのは楽しいじゃない?」
さとりは微笑みました。
さとり「そうね。友達がいるから、学校も頑張れるわ。」
私たちは笑顔で明るい街を歩きながら、学校生活について話し続けた。友情と冒険が待っている日々、私たちの学園生活はまだまだ続いていくのであった。
私たちは学校の中庭に立ち、風に吹かれながら昨日の話しの続きをしていた。私は無意識に遠くを見つめていた。それに疑問を思ったレミリアは私の目の前で笑顔を作り
レミリア「さとり、どうしたの?」
と尋ねた。私は笑みを返した。
「ちょっと考えごとをしていたの。学校って、不思議な場所だと思わない?」
花奏は首をかしげた。
花奏「不思議?どういうこと?」
私はは手を差し出し、風に舞う葉っぱを指で追いかけた。
さとり「人々が集まって、知識を共有し、成長する場所。でも同時に、個々の思いや夢が交差する場所でもあるのよ。」
佐々木くんはうなずきながら私達に理解して欲しいかのように言葉を並べた。
海星「確かに、僕らはそれぞれ違う目標を持っているけど、学校で出会った友達との絆は大切だよね。」
花奏「なに言ってんだバカが。それみんな知ってるよ。」
海星「そうなんすか?」
レミリアは笑顔で言った。
レミリア「そうだね。海星の言ったことはみんな意識せずに大切にしているよ。学校は、私たちが色々なことを学び、共に成長する場所。だから、大切にしたいわ。」
さとり「さて、帰りましょう。次の授業まで時間がないわ。」
海星「まじじゃん。走ったほうがいいんじゃね。」
花奏「別にいいだろ。」
私たちは再び歩き出し、学校生活について深く語り合った。友情や冒険、そして未来への希望が、私たちを繋ぎ止めていった。