ハル

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6/26/2024, 12:23:24 PM

明日が君と会う最後の日になる
どれだけ君の手を握ろうとも
どれだけ君を抱き締めようとも
今この瞬間も私は君から遠のいている
この感情は二度と味わいたくないものだけれど
味わうことが出来たらどれだけ幸福だろう
そのとき私は君の傍にいるということだから
君を思い出すことも
悲しみも苦しみも愛しさも
二度と味わうことが出来ない
どれだけつらいことか
それすらももう味わうことはない

6/19/2024, 3:02:19 AM

幸せとは、他人を交えなければ得られぬ感情である。
幸せとは、他人と自分を完全に切り離した先に初めて得られる感情である。

どちらも正しくどちらも残酷だ。
自分はどちらの幸せを得たいのか。

6/6/2024, 1:55:48 PM

私には歳が七つ離れた姉と五つ離れた兄がいる。
兄弟三人とも父親から暴力を受けたことはない。
兄弟三人とも何不自由なく育ち、大学を卒業した。

ただ父親は、頭に血が上るとひどく怒鳴るのだ。
今でもはっきりと思い出す。

「お前たちは俺に飼われてるんだ。俺を不快にさせるな。言うことを聞くのが当たり前なんだ。」

父親が姉に言った言葉だ。
当時、私は五歳だった。

姉が何か悪いことをしたのか、言うことを聞かなかったのか、父親にひどく怒鳴られていた。
姉は震えて身動き一つ取らなかった。

その光景と父親の言葉をはっきりと覚えている。

友人たちの父親はみんな優しそうに見えた。
ふざけあって、父親を馬鹿にして、笑い合っている。
なぜ、自分の父親はそうじゃないんだろう。

父親が仕事から帰ってくる。鼓動は早まり、全身がピリピリとしびれ、脚が鉛のように重くなる。
二階の部屋へ閉じこもる。

会いたくない、ではなく、存在を消したい。父親の記憶から消えて無くなりたい。他人になりたい。
そう思う毎日だった。

自分は恵まれている。何一つ不自由なく成長できたのだから。世の中には想像を超える不自由な人間がいる。それに比べたら自分は幸せだ。



そう思わないといけないのだろうか。


6/5/2024, 12:14:03 PM


私は日頃から息を吐くように嘘をついてる

6/4/2024, 2:12:32 PM


若いときはさ、一緒にいるだけで楽しかったんだよ。金が無くても部屋が狭くても、お互い若いってだけでそれはもう無敵だったんだ。
戻りたいかと聞かれたらそりゃあ、戻りたいよ。戻って、好きな人をもっと大切にしろって言ってやりたいよ。歳を取ってから後悔するんだぞって。
…そう言ったとしても、俺は聞く耳持たないんだろうな。後悔ってそういうことだよな。

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