あなたさえ居れば、もう何もいらない。
そう思っていた。3年前までは。
あなたと別れて、良かったと思う。別れた瞬間はすごく悲しかったけど、今はほんとにクズ野郎だったなと思う。私といるのにほかの女ばかり見るようなクズ野郎。最低だった。
次、もし彼氏が出来たら、もっと優しい人がいい。もっとちゃんとした人がいい。でも、その事で泣くぐらいなら、いっその事、彼氏なんていないほうがいいのかもしれない。
もう、なにもいらない。
『絶対結婚しようね!』幼稚園の頃に結んだこの約束は叶わないのだろう。
私は今でも、あの人が好き。
でもきっとあの人はもう、私のことを好きでは無い。
もしも、私に未来を見る力があるならば、あの人との未来を見るだろう。
そして、私は泣くんだ。
君が隣にいるのを見て、泣くんだ。
好き。
いつまで続くか分からなくても、できるだけ幸せと思える日々を送ろう。
まるで一瞬で世界が変わったようだった。
しかし、思っていたより、君のいない世界は、いつもと変わらなかった。普通にご飯を食べて、普通に寝て、ただ何か足りない。
そんな感じだった。きっと、君が死んだことを僕の中で、無かったことにしてたんだと思う。
そして、君がいなくなってから、2年がたち、やっと現実を受け入れられるようになった。その瞬間、今まで普通だと思っていたことすら、出来なくなった。
部屋にこもり、ご飯は食べなかった。
だから、僕はもうすぐ、そっちの世界へ行く。
もう一度、友達になろう。君に会うのが楽しみだな。
私が好きになったのは、国民的アイドルのあの人。ライバルは多すぎるけど、叶わない恋なんて私の世界には存在しない。絶対あの人を私のものにする。そう決めて、今ここにいるんだ。あの人の家は、広くて、少し汚くて、安心感もあった。帰ってきたら言うんだ。おかえりって。
あの人どんな顔するかな。驚くかな?喜ぶかな?
早く帰ってきて欲しいな。
それから少しして、警察が来た。私は捕まった。どうやらあの人が通報したらしい。泥棒だなんて酷すぎるよ。
僕は、世界一不幸だ。
好きな人は振り向いてくれない、親からも嫌われている。
挙句の果てには、病気になった。しかし、僕は親に嫌われているから、入院することも出来ない。
だから僕はもうすぐで死ぬ。
できることなら、もっと生きたかったな。
神様。次産まれてくる時は、せめて、僕を大事にしてくれる人の元に生まれたい。
生まれ変わりたい。