帰燕[Kien]

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12/20/2024, 2:58:21 PM

作品No.264【2024/12/20 テーマ:ベルの音】


 優しいベルの音じゃ、絶対に起きられない。かといって、慣れてしまった子機の着信音でも起きられない。
 どうやったら、どんな音なら、すんなりすっきり起きられますか?

12/19/2024, 2:32:42 PM

作品No.263【2024/12/19 テーマ:寂しさ】


 ふと感じる寂しさ。
 例えば、もうきみがいない家の前を通るとき。
 例えば、日記を振り返って読んでいたとき。
 例えば、あなたの遺影を見上げたとき。
 もういない、誰かの存在を思い出しては、寂しくなって、悔しくなって、悲しくなって——懐かしくなるんだ。

12/18/2024, 2:50:17 PM

作品No.262【2024/12/18 テーマ:冬は一緒に】


寒い寒い冬だから
キミを膝に乗せて
なでなでしたいな

白くてもふもふな
キミがだいすきだよ

12/17/2024, 2:54:43 PM

作品No.261【2024/12/17 テーマ:とりとめもない話】


アニメだったり
漫画だったり
そんな話を
日が暮れてもしていた
中学生の頃

とりとめもなく
ただ話をしていた
あの頃の方が
今よりよっぽど楽しかった

もう戻れないけれど

12/16/2024, 2:42:09 PM

作品No.260【2024/12/16 テーマ:風邪】


 風邪をひいて学校を休む——なんて、よくある話だ。私も何度も経験した。その中で、一番思い出深い風邪の話をしよう。
 それは、中学生の頃——多分中学一年生のときの話だ。
 風邪をこじらせて、扁桃腺が腫れ、四日連続学校を休むことになった。唾液を飲み込むことすらできないほどの強い喉の痛みがあり、だいすきな白米さえ食べられない苦痛を味わった。二日連続病院に行き、体重はその二日間で約一キログラム落ちていた(今思えば、あまりよくない減量法である)。
 そんな私の病状を聞いて、かかりつけだった小児科医は、「アイスクリームなら食べられるかも」と言った。内心、医者が甘いものすすめるとか何言ってんの⁉︎、と思ったが、実際、あのときのアイスクリームは魔法の食べ物だった。スルリと食べられたのだ。
 点滴も打って、週明けには回復し、学校に通えるようになった。なったのだが——四日も休めば、授業は思っている以上に進んでいた。苦手な数学など、比例のグラフの項目が終わって、反比例とかいうよくわからない単語が出てきていた。
 あれから、滅多に風邪は引かなくなった——気がする。身体が健康なのはいいことだが……周りが体調を崩すと心配になるものだ。
 冬は風邪の季節。健康に気を付けたい。

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