11/5/2024, 2:53:15 PM
作品No.219【2024/11/05 テーマ:一筋の光】
一筋
一条
一本
ネットで調べたら
光にも色々な数え方がある
らしい
ただ その中に
一滴
があったのが
びっくりした
11/4/2024, 2:36:19 PM
作品No.218【2024/11/04 テーマ:哀愁を誘う】
この手で奏でたあの旋律に
今も魅了されている
物悲しいあのメロディーは
記憶の底に埋もれているけど
それでも今もあの音は
私の中の大切な音
11/3/2024, 2:26:52 PM
作品No.217【2024/11/03 テーマ:鏡の中の自分】
鏡の中の自分すら
見たくなくて目を逸らす
自分の顔が嫌いだ
どうしようもなくても
自分のことはすきなのに
11/2/2024, 2:15:46 PM
作品No.216【2024/11/02 テーマ:眠りにつく前に】
目を閉じて
眠りに落ちて
そうしたら
翌朝
また目覚めるのだと
眠りにつく前の私は
頑なに信じきっている
未来ほど
曖昧で不確かな
モノはないというのに
11/1/2024, 2:53:15 PM
作品No.215【2024/11/01 テーマ:永遠に】
——「永遠に生きられるって、いいな。羨ましい」
きみはそう、言っていたな。
歳を取ることもなく、老いることもなく、病に罹ることもなく——美しい姿を留めたまま、永遠を生きる私を羨ましいと、そう言っていたな。
私には、そう言うきみの方が羨ましかったよ。ずっとずっと、羨ましくて仕方がなかった。
永遠を生きるからこそ、経験したくないことを何度も何度も繰り返すのだ。いつしか、数えることもやめてしまったけれど。
きみには、きっとわからないだろうな。
今までの私の友人達同様、自らの命を全うして生き抜いた、きみにはきっと。