10/11/2024, 2:35:47 PM
作品No.194【2024/10/11 テーマ:カーテン】
近くにいるはずの、きみとの距離が遠い。
壁より薄く、板よりもなお薄く——それでも確かに、何かがここに存在している。
まるで見えないカーテンが、そこにあるような気がする。
あまりにも脆く、あまりにも頼りない——それでもきみが築いたそれは、最後の砦なのだろう。
10/10/2024, 2:29:05 PM
作品No.193【2024/10/10 テーマ:涙の理由】
あなたがいなくなったことが哀しいのか。
あなたが私の元から離れてしまったことが哀しいのか。
あなたがもう戻らないことが哀しいのか。
いや、違う。この涙は、そんな理由で流れたものじゃあない。
じゃあ、この涙は何? 私はなぜ泣いている?
そこに理由を求めるのはきっと、ひどくばかげた行為だ。
10/9/2024, 2:49:08 PM
作品No.192【2024/10/09 テーマ:ココロオドル】
心踊るナニカを
心躍らせてくれるナニカを
求めて
さがして
それが何かもわからないまま
この世界を生きている
10/8/2024, 2:25:06 PM
作品No.191【2024/10/08 テーマ:束の間の休息】
束の間の休息
の
つもりだった
はずなのに
気付けば数時間経過してる
おかしいな
やりたいこと
やらなきゃいけないこと
たくさんあるのに
何してんだ?
10/7/2024, 1:11:33 PM
作品No.190【2024/10/07 テーマ:力を込めて】
そこまで強く締めた憶えはないのに
ネジが全くゆるまない
自分で締めたのに
びくともしない
どれだけ力を込めても
ただ指が痛くなるだけ
なんて貧弱な私だろうか