7/14/2024, 1:09:26 PM
「黙って、この手を取れ」
辛いことも悲しいことも、2人で分かち合えば、少しは楽になると、思ったことは無かった。
私の気持ちを理解できる人なんて、いないと思うから。
もしも…どうしようもない私を受け入れて、全部肯定してくれる味方がいれば、いるのなら……。
貴方はきっと、泣いている姿など、本望でないだろう。
だから、前を向く。助けなど、いらないと。
ただ1人の、対等な人として――私は手を握った。
お題 手を取り合って
7/13/2024, 7:00:24 AM
「……」
これまでずっと、生きてきた。
見えている世界はきっと、私よりずっと前から生きている。
空が前よりずっと広く感じる。
私がちっぽけに見える。
でも、生きているのは変わらないよね
お題 これまでずっと
7/11/2024, 11:51:38 AM
「あ、LINE来た…」
ホーム画面を開くと、アプリの右上に『1』と書いてある赤い丸が表示されていた。
誰だろう。友達?片思いの相手?
そんな期待を寄せて、LINEを開く。
トークを見ると、確かに1件、メッセージが届いていた。
定期的に来る、公式アカウントの宣伝が。
お題 1件のLINE
7/10/2024, 10:24:14 AM
「……うぅ」
朝日が出ると共に、目が覚めた。
開口一番、嫌な事しか頭に浮かばない。
今日なんて来てほしくない。
寝ようとするけど、なかなか寝付けない。
まるで、私の心情を読んでいるようだ。
ずっと、おやすみのままでいたい。
お題 目が覚めると
7/9/2024, 11:55:30 AM
「一人一人、当たり前は違うんだよ」
私の当たり前は、貴方の常識ではないかもしれない。いや、違うと思う。
誰かが正しいことを言っても、それが常識でない人がおかしいと言う。
意見をひとつにする必要はないんじゃないかな?
「常識」の海なんて、壊しちゃえ。
お題 私の当たり前