あやふや

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5/8/2026, 5:02:20 PM

くたばれ、夏。

記憶は匂いや音と紐づけられ、
呼び起こされる事もあるんだとか。

夏の記憶はピンクスパイダー。
シャカシャカした安いイヤホンで。
さらに汗のにおいだったりもする。

暑くて、ただじっとしていると
気が狂う。冷静になるほどに狂う。

季節ひとつ掛けて
じっくりと教え込まれた夏の記憶。
君の乗り越え方は教わらないまま。

忌。狂う、来る。

#57『一年前』

5/7/2026, 5:49:27 PM

腰で揺れるカンテラ。
濡れ、焦げ、腰に癒着し、惑う。
第一歩とは可愛いですね、記入。
旅立ちは村総出でした。今は灰ですね。

炭化しきった家屋が
またもよく燃える。記入。
なぜ最初を知っていたのか。

唇がない、感触がかたい。
旅立ちして、暗くありました。
居場所がないから、燃しました。
いいえ、これは既に。

黒い。記入。頁に、記入。

#56『初恋の日』

5/6/2026, 4:54:51 PM

伝えなきゃ、言わずにおいた事。
きっと渋い顔をして
嫌々、受け取ってくれるだろう。

#55『明日世界が終わるなら......』

5/5/2026, 4:28:52 PM

最高と最低の値、メガ更新中!

近づくほどに痺れてしまってダイブ
離れて酸欠 まっくろけに心中吐く
備考は「幸福の対価にこうしました!」
どころか、後悔からヨリ戻したい言うし

ふざけんな、メガふざけんな
せめて平身低頭してからにしろ

ふざけんな、メガふざけんな
かつて恋時間、厭う気持ちが
裏切れちゃうようなヤツに分かるものか

#54『君と出逢って、』

5/4/2026, 4:51:07 PM

これは声ね。呼ぶ声。

風を風が切るような甲高い音が
遠くの原っぱから運ばれてくる。

もしくは安アパートの一室。
他の住人が帰ってくると聴こえる
カンカンとした階段を登る音かも。

アスファルトとタイヤが擦れる。
そんな些細な音だったりして。

ここのところ頭のなかで声がする。
誰より近いところで説こうとする。
聞き流すくらいでちょうどいい。

#53『耳を澄ますと』

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